約 49,410 件
https://w.atwiki.jp/nenya/pages/65.html
大動脈系が閉塞を起こすことが多い 治療は閉塞部が短ければステント、長ければバイパス スクリュー状の側副血行路 腰部脊柱管狭窄症との鑑別が大事 実は脊柱管狭窄症の方が頻度がかなり高い
https://w.atwiki.jp/105kokushi/pages/47.html
更新日時 2012-09-12 09 46 35 (Wed) 問題27 無痛性甲状腺炎とBasedow 病の鑑別に有用な検査はどれか?2つ選べ。 ①甲状腺放射性ヨード摂取率 ②甲状腺刺激ホルモン受容体抗体(TSHレセプター抗体) ③サイロキシン結合グロブリン ④サイログロブリン ⑤抗ミクロゾーム抗体 + ... 解答 ①② 解説 無痛性甲状腺炎 亜急性甲状腺炎 Basedow 病 ……………………………………………………………… 123I摂取率 ↓ ↓ ↑ TSHレセプター抗体 (-)※ (-)※ (+) ドプラーエコー 血流↓ 血流↓ 血流↑ 治療 β受容体遮断薬 副腎皮質ステロイド 抗甲状腺薬 ←100F52出題(無痛性甲状腺炎の治療) ……………………………………………………………… ※時に一過性に(+) 無痛性甲状腺炎は、橋本病の経過中、濾胞の崩壊により、一過性に甲状腺機能亢進症状を呈する。 誘因:出産、ステロイド治療の急遽中止後、インターフェロン投与など。 症状:亜急性甲状腺炎同様、破壊性甲状腺炎を示すが、前頚部痛、発熱などの炎症症状は示さない。 治療:頻脈にβ-blocker等の対症療法。 外来患者の甲状腺中毒症患者の10%を占め、Basedow 病と誤診されることが極めて多い。 問題28 46歳の男性。1ケ月前から両足がジンジンしびれ、感覚が鈍くなり来院。 肺結核の治療中で,3ケ月前からリファンピシン、イソニアジド及びエタンブトールを内服中。 診察で四肢に深部腱反射の消失と両側下肢に靴下状の全感覚低下とを認める。 この患者で欠乏しているものを1つ選べ。 ①ビタミンA ②ビタミンB1 ③ビタミンB6 ④ビタミンC ⑤ビタミンE 出典:100H8 + ... 解答 ③ビタミンB6 解説 診断:ビタミンB6欠乏に伴うポリニューロパチー イソニアジド内服中なので、ビタミンB6欠乏症が疑われる。 血清ビタミンB6を測定すると診断を確定できる。 B6欠乏では、末梢神経障害をきたす。イソニアジド、ヒドララジン、D-ペニシラミン内服時には、 体内のビタミンB6を消費するため、欠乏症のリスクとなる。 イソニアジドなど内服時には補充療法を同時に行うことが原則である。 ビタミンB6依存性痙攣では生後まもなくより全身痙攣を起こす。 問題29 次のうち、正しいのはどれか?全て選べ。 ①男性ホルモンには日内変動があり、深夜から早朝に上昇し、午後には低下する。 ②男性ホルモンが低下すると、早朝勃起が認められなくなる。 ③男性ホルモンの低下と内臓脂肪増加とは強い関連がある。 ④男性ホルモンの低下によりうつ状態を呈することがある。 ⑤男性ホルモンの補充療法として注射薬の他に男性ホルモン軟膏もある。 + ... 解答 ①②③④⑤ 解説 ○①男性血中テストステロンは、生後2カ月から数カ月の新生児期に高値となり、その後思春期前まで低値が続くが、 思春期より急激に増加し、老化とともに徐々に低下。女性の場合にも同様な傾向。 血中テストステロンは、日内変動があり、深夜から早朝にかけて高く、午後から夕方にかけて低値となる。 ○②特に深夜から早朝にかけての男性ホルモンが低下するため、早朝勃起が認められなくなる。 ○③テストステロンの低下により筋肉量や造血能が低下→運動能力↓→基礎代謝↓→間接的にメタボリックシンドロームが起きる 又は直接的に脂質代謝や糖代謝に影響を与える。 ○④男性ホルモンの低下によりうつ状態になることがあり、 加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群 late-onset hypogonadism)の症状として注目されている。 ○⑤男性ホルモンの補充療法として注射薬の他に男性ホルモン軟膏もあり、陰嚢皮膚に塗布したり、 耳下から顎下にかけての皮膚に塗布すると吸収がよい。 また、外国では皮膚に貼ることで簡便に使用できるテストステロンパッチもある。 問題30 糖を入れると悪化する救急疾患を3つ挙げよ。 出典:スレ8 712氏、717氏、718氏 + ... 解答 糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)、高血糖性高浸透圧状態(HHS)=非ケトン性高浸透圧性昏睡、Wernicke脳症 解説 ビタミンB1欠乏症によるWernicke脳症は、アルコール中毒症の合併症として内科領域ではよく知られている。 産科領域では妊婦悪阻に伴うWernicke脳症が多数報告されるようになり注目されてきた。 妊娠中は代謝の亢進と胎児の発育のためビタミンB1の需要が増加すること、悪阻によりビタミンB1経口接取が減少すること、 さらに悪阻に対する治療で大量の糖質輸液を行うと一段とビタミンB1の消費が亢進することが重なり、Wernicke脳症が発症しやすい。 ビタミンB1は糖代謝で消費されるから、(ピルビン酸→アセチルCoA の補酵素) 妊娠悪阻の糖質輸液とかでWernicke脳症を引き起こすことがある。 問題31 皮膚色素沈着をきたすのはどれか?2つ選べ ①結核性原発性副腎不全 ②ステロイド離脱後副腎不全 ③Cushing症侯群(副腎過形成) ④Cushing症侯群(副腎腺腫) ⑤Cushing病(下垂体性) 出典:スレ8 801氏 + ... 解答 ①⑤ 解説 Waterhouse-Friderichsen症侯群における副腎不全は詳しい経過はわからないけど急性副腎不全に分類されてる。 ACTHは上がると思うけど急性だし、色素沈着の記載もないからなさそう。 問題32 低補体血症(補体価低下)を示す疾患はどれか?正しいものを全て選べ。 ①急性糸球体腎炎(AGN) ②膜性増殖性腎炎(MPGN) ③ループス腎炎急性期(SLE) ④混合型クリオグロブリン血症 ⑤C型肝炎 出典:スレ10 16氏 + ... 解答 ①②③④⑤ 解説 ○①~③とも補体価は低下する。いずれも補体価低下をきたす疾患として有名である。 ゴロ「ホータイはループを糸で巻くぞう」で3つ。 ○④混合型クリオグロブリン血症: クリオグロブリンとは冷却すると白色沈殿し再加熱で溶解する異常蛋白。 症状)紫斑(livedo),関節痛,末梢神経障害←血管炎っぽい症状 混合型(2型)では糸球体腎炎を合併 膜性増殖性糸球体腎炎に類似=低補体血症 リウマチ因子陽性 C型肝炎ウイルス感染との関連あり 治療)ステロイド,シクロホスファミド ○⑤C型肝炎:C型肝炎ウイルス腎症では膜性増殖性糸球体腎炎が多く,臨床的には低補体血症, クリオグロブリン血症,およびIgM型リウマトイド因子を認めることが多い。 問題33 乳児期から低Kに悩んでいる患者。 筋力低下、周期性四肢麻痺、多尿を認めるが血圧は正常である。 血中Mgが低く、尿中のCa濃度が上昇している。 ①診断は何か。 ②この患者に塩化カリウムを低濃度でゆっくりと静脈点滴した。 この治療は適切か。 ③この患者へのNSAIDの投与は適切か。 ④さらに投与しなければならない薬剤は何か。 出典: + ... 解答 ①Bartter症候群 ②不適切 ③適切 ④スピロノラクトン 解説 自分でも低MgとくればGitelman、と思い込んでいたのだけど、 BartterでもGitelmanでも低Mg血症にはなりうる。ただしGitelmanで全例で低Mg血症になり、 テタニーを呈してMgClの投与が必要となるのに対して、 Bartterでの低Mg血症は全症例の40%くらいで、そこまで問題にならない。 一方、低K血症については、Gitelmanでは検査値でKが低下するだけで無症状~軽症にとどまるのに対し、 Barrterでは幼少時から低Kによる症状がでてきて、KClの投与が必要になります。ただし、KClの投与は経口になります。 尿中Ca排泄 バーター→~↑ 、ジテル(ギッテルマン)↓ テタニー バーター多い 、ジテル少ない NSAIDの投与は、BartterでもGiterlmanでも行います。 原因はわかりませんが、低K血症によってPG(プロスタグランジン)の産生が増加して、 PGがさらにRAA系を亢進させるという負のスパイラルが働いているからだそうです。 問題34 プレアルブミンが遺伝子レベルで異常があった際に起こる疾患はどれか? 1. Wilson病 2. Fahr病 3. 家族性アミロイドポリニューロパチー 4. ポルフィリン症 5. Refetoff症候群 出典:スレ14 318氏、323氏 + ... 解答 3 解説 家族性アミロイドポリニューロパチー 「アミロイド物質にはAL蛋白、AA蛋白、AF蛋白(プレアルブミン)があります」 「患者のプレアルブミンは正常の人のプレアルブミンと違って30番目のバリンが メチオニンに置換されています。」 参照 問題35 HbA1cが真値に対し低値を示す疾患・病態は?全て選べ。 ①慢性腎不全 ②肝硬変 ③貧血で鉄剤治療時 ④溶血性貧血 ⑤MDS 出典:スレ20 658氏 + ... 解答 ①②③④⑤ 解説 HbA1cの半減期は約30日間。 安定型HbA1cの生成はRBC寿命約120日間中の血糖濃度に依存するため、 DMの長期間の血糖コントロールを反映する指標となる。 偽性低値を示す場合 (1)大出血や溶血性貧血時などでRBC寿命が短縮した時 (2)鉄剤投与で貧血が改善してRBC寿命が短縮した時 (3)MDS骨髄異形成症候群は赤血球の形態異常と寿命の短縮のため (4)腎性貧血でHbA1cは低下する。エリスロポエチン製剤を使用すると RBC寿命がさらに低下するため低値となる。 (5)肝硬変で血小板が10万/ml以下に脾機能が亢進すると、貧血がなくても RBC寿命が短縮して低値となる。 (6)異常ヘモグロビンの大多数 偽性高値を示す場合 (1)鉄欠乏性貧血時、閉経前女性 (2)妊娠末期(妊娠末期は鉄芽球性貧血を合併しやすいため) (3)異常ヘモグロビンの一部 問題36 一回目にHbA1cのみ検査したところ、7.4%で高値を示した。 糖尿病を疑い、再度HbA1cのみ検査したところ、7.5%で高値を示した。 2回、HbA1cの検査を行い高値を示したため、DMと診断できるか? ①DMと診断できる ②診断できない ③DM疑いと診断する。 出典:スレ20 714氏 + ... 解答 ② 解説 ○②偽性高値や偽性低値があるため、診断できない。 HbA1cが高値を示した場合、再検査を行い血糖値で 糖尿病型が証明されなければ、DMと確定診断することはできない。 問題37 コレステロール塞栓症について誤っているのはどれか。 a 血管内カテーテル操作が原因となる。 b 網状皮斑がみられる。 c 末梢血好酸球数が減少する。 d 補体価が低下する。 e 特異的な治療法はない。 出典:スレ25 174氏 + ... 解答 c 解説 好酸球数は増加します。 腎・泌尿器の 問題30参照 106回類題出題 http //www35.atwiki.jp/105kokushi/pages/19.html 問題38 レニン分泌を促進するのはどれか。3つ選べ。 a コルチゾールの増加 b 輸入細動脈圧の低下 c 交感神経β受容体刺激 d マクラデンサへの高クロール刺激 e レニン・アンジオテンシン系の阻害 出典:スレ25 187氏 103B14改題 + ... 解答 bce 解説 a→コルチゾール増加でレニン分泌はやや抑制されます d→マクラデンサへの低クロール刺激がレニン分泌を促進します 問題39 ホルモンとその産生部位との対応について正しいものはどれか?1つ選べ。 ホルモン 産生部位 ………………………………………………… aゴナドトロピン 副腎髄質 bオキシトシン 下垂体後葉 cプロラクチン 下垂体後葉 dバソプレシン 下垂体後葉 a b c d ① 誤 誤 正 正 ② 誤 正 誤 正 ③ 正 正 正 誤 ④ 正 誤 正 誤 ⑤ 誤 誤 誤 誤 出典:106回スレ1 273氏 + ... 解答 ⑤ 解説 ×aゴナドトロピンは性腺(精巣や卵巣)の発育と内分泌機能に刺激作用をもつホルモンの総称。 下垂体前葉から卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)が分泌される。 性腺刺激ホルモンには,さらに胎盤由来の絨毛性性腺刺激ホルモン(CG)がある。 ×bオキシトシンは、視床下部において合成され下垂体後葉に輸送されて貯留後分泌されるが, バソプレシンとはアミノ酸構造など類似点が多い。 ×cプロラクチンは、下垂体前葉のラクトトロープ(lactotrope)で産生されるペプチドホルモンである。 ×dバソプレシンは、視床下部において合成され下垂体後葉に貯留後,血中へ分泌され 腎集合尿細管で水再吸収(抗利尿)作用を示す水代謝調節ホルモンである。 よって⑤が正解となる。 オキシトシンとバソプレシンは視床下部で産生され、下垂体後葉から分泌される。 問題40 ヘモクロマトーシスのTriasはどれか?3つ選べ。 ①皮膚色素沈着 ②肝硬変 ③糖尿病 ④高脂血症 ⑤高血圧 出典:106回スレ1 393氏 + ... 解答 ①②③ 解説 ヘモクロマトーシス 鉄芽球性貧血の長期の経過や頻回の輸血により、貯蔵されたフェリチンが変性してヘモジデリンとなり、肝臓や脾臓などに蓄積する。 これをヘモジデローシスという。やがてヘモジデリンは網内系のみならず、組織にも蓄積して様々な症状をきたす。 これをヘモクロマトーシスという。 ヘモクロマトーシスのTrias ①皮膚色素沈着 ②肝硬変 ③糖尿病 3主徴として知られている他,関節症状,心筋障害,性機能障害などを認める. 進行すると貧血,低蛋白血症,心不全,肝硬変,肝細胞癌などを合併する. 合併症としてヘモジデリンが心臓に沈着するため心筋障害を防止することが重要である。 特発性ヘモクロマトーシスは常染色体劣性遺伝形式をとり,原因遺伝子は第6染色体の短腕に位置する. HLA-A3とB7またはB14との関連が明らかになっている. 続発性ヘモクロマトーシスは無効造血を伴う貧血(鉄芽球性貧血やサラセミア),大量飲酒, 長期鉄剤投与,大量輸血など原因が明らかな鉄過剰によって発症する. ◆治療方針 根本的には体内に蓄積した過剰鉄の除去が必要であるが,一般療法として禁酒, 鉄分摂取制限および糖尿病,肝硬変などの合併症に対する対策がある. 鉄除去には瀉血療法が最も効果的である. 貧血や低蛋白血症などがあり瀉血が困難な例では鉄キレート療法が行われるが,除鉄効果は劣る. 肝硬変に至ったものは不可逆的であるが,肝線維化は可逆性で,過剰鉄沈着を除去すると肝脾腫の縮小や肝機能の正常化がみられる. ◆瀉血療法 1回に全血400-500mL(鉄含量200-250mg)を瀉血する. 最初は週1-2回施行し,血清フェリチン50ng/dL,トランスフェリン飽和度45%以下を目標に反復する. 目標達成には2-3年を要し,その後は維持療法として2-3か月に1回施行する. ヘモグロビン値が11g/dL以下にならないように注意する. 問題41 中年の女性、元々精神的に活発で、ベビーシッターとして働いていた女性が、徐々に朝起きるのがイヤになり、動作がのろくなる。便秘、クシで頭の毛を梳くと脱毛が認められた。食欲低下があるのに、やせてこない。靴を履くと足がむくむ。 部屋が暑いのに、暑く感じない。 買い物して重い物を持てずに道に置いてしまう。 座っていると良いが、立つとめまい感が出たり、バランスを崩してしまいめまい感として訴える。 数年前に見ていた小児が大きくなって声をかけられても誰だか思い出せない記憶力障害が出る。 また、人と話していても声が聞き取れず難聴が認められる。 夫に勧められて、1年くらい前からカルシウムの入っているサプリメントを毎朝食べている。 診断は何か? ①甲状腺機能低下症 ②聴神経腫瘍 ③高カルシウム血症 ④起立性低血圧症 出典:NHK 106回スレ3 14氏 + ... 解答 ① 解説 一覧表より明らか。 甲状腺機能低下症では中耳浮腫により難聴も認められる。 ①甲状腺ホルモン欠乏による新陳代謝低下 1)精神活動の低下:無気力、易疲労感、動作緩慢、 精神鈍麻、眠たがり、記憶力低下、記銘力低下、言語緩徐、 無気力様顔貌 2)心機能低下:徐脈、心不全 3)消化菅の運動低下:食欲低下、便秘,イレウス 4)皮膚症状:乾燥、冷感,手掌横染(カロチン血症) 5)脱毛:頭髪の脱毛、毛髪.の乾燥,眉毛外側1/3の脱落 6)寒がり 7)しびれ感、筋肉痛、筋肉けいれん(ごむら返り) 8)アキレス腱反射の弛緩相延長 9)月経過多 10)クレチン症、若年性甲状腺機能低下症では知能低下 低身長、骨年齢低下 ②粘液様物質浸潤 1)粘液水腫:圧痕を残さないnon-pitting edema 2)粘液水腫様顔貌:粘液水腫、眼瞼浮腫、口唇肥厚 3)舌肥大(巨大舌)と言語緩徐 4)嗄声(声帯浮腫による) 5)難聴(中耳浮腫による) 6)息切れ(仮性心筋肥大と心嚢貯溜による) 7)筋肥大(仮性筋肥大)筋力低下 8)体重増加 問題42 脱毛を起こすものを全て選べ。 a 多嚢胞性卵巣症候群 b 甲状腺機能亢進症 c 甲状腺機能低下症 d 副腎ステロイド内服 e Cushing症候群 出典:106回スレ3 770氏 + ... 解答 b、c 解説 甲状腺機能亢進でも脱毛ってのは盲点だった。 確かに病みえにも書いてあった。 ステロイドの副作用は多毛ってのは有名。 クッシングもステロイドつながりで多毛になる。 問題43 治療にステロイドを用いることがあるものを全て選べ。 a.悪性関節リウマチ b.Felty症候群 c.PM/DM d.シェーグレン症候群 e.側頭動脈炎 f.川崎病 g.急性リンパ性白血病 h.慢性リンパ性白血病 i.悪性リンパ腫 j.Guillain-Barre症候群 k.多発性硬化症 出典:スレ8 965氏 + ... 解答 正解:a,c,e,g,(h),i,k 解説 ○a.悪性関節リウマチ:ステロイドが第一選択。 ×b.Felty症候群 感染症合併時にG-CSFが有効。ステロイドは感染症を増悪させる可能性がある。 ○c.PM/DM:ステロイドが第一選択。 ×d.シェーグレン症候群 対処療法のみ ○e.側頭動脈炎:ステロイドが有効。 ×f.川崎病 急性期にγ-グロブリンの大量投与。アスピリンで冠動脈瘤防止。 ○g.急性リンパ性白血病 小児急性リンパ性白血病のstandard risk群はVP(ビンクリスチン+プレドニゾロン)で95%以上が寛解導入される。 △h.慢性リンパ性白血病 経過観察、対処療法が中心。(自己免疫性溶血性貧血などを合併した場合はステロイド使用) ○i.悪性リンパ腫 Hodgkinリンパ腫は、MOPP療法(mechlorethamine,vincristine,procarbazin,predonison)とABVD療法 非Hodgkinリンパ腫は、CHOP療法(シクロホスファミド、アドリアマイシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン) ×j.Guillain-Barre症候群 血漿交換療法、免疫グロブリン大量投与 ←←←国試頻出(ステロイドはだめ) ○k.多発性硬化症 急性期にはステロイドパルス(再発予防にはならない) 問題44 B82 ペラグラの原因となるのはどれか.3つ選べ. a INH(isoniazid)内服 b 慢性アルコール中毒 c 胃切除 d 慢性腎不全 e 糖尿病 出典: + ... 解答 正解:abc 解説 ○a IINH(isoniazid)内服でペラグラになることがある。 ○b 慢性アルコール中毒でペラグラになることがある。 ○C胃切除で食事量が減ると、VitB欠乏になることがある。 問題45 ペラグラについて誤っているものを1つ a. 下痢 b. 色素沈着 c. 脂漏性皮膚炎 d. 認知症 e. 葉状魚鱗癬 出典: + ... 解答 正解:e 解説 ○a~dペラグラの症状である。 ×e葉状魚鱗癬 ペラグラ(地方病性紅斑) 4D(3D) ①dermatitis ②diarrhea ③dementia ④death ①皮膚症状:露光部(特に手背)に対称性に境界鮮明な赤紫色の紅斑、きたない色素沈着を生じ、 そう痒、灼熱感がある。 ②胃腸症状:下痢などの胃腸障害を伴い、舌乳頭は赤く腫脹する。 ③神経症状:四肢末梢優位の運動感覚障害、頭痛、耳鳴、幻覚、認知症などの精神神経症状も現れる。 ④数週間で死の転帰をとることがあり、deathを加えて4Dとも言われる。 ニコチン酸⇒(ナイアシンniacin)あるいはニコチン酸アミド⇒(ナイアシンアミドniacinamide)の欠乏により生じる. 先天性魚鱗癬様紅皮症 葉状魚鱗癬(lamellar ichthyosis) 常染色体劣性遺伝の稀な疾患である。 細かい鱗屑を伴う淡いびまん性潮紅をほぼ全身に認める。 潮紅が少なく角質増殖が著明である場合,葉状魚鱗癬(lamellar ichthyosis)と呼ばれる。 一部の症例ではトランスグルタミナーゼ1遺伝子の変異により発症することが報告されている。 ビタミンA誘導体の内服が有効であるが,小児に使用する場合は骨の形成障害, また成人に使用する場合には催奇性や肝機能障害に注意を要する。 眼瞼外反がみられる例(劣性遺伝)とみられない例(優性遺伝)がある. 大型でやや濃い褐色調の葉状の鱗屑が全身にみられる.紅皮症がある. 問題46 105G-8 栄養素とその欠乏について起こる病態とその組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。 a マグネシウム 味覚障害 b ビタミンB ペラグラ c ビタミンC 出血傾向 d カルシウム 貧血 e 亜鉛 夜盲 出典: + ... 解答 正解:bc 解説 ○b:ビタミンB群の欠乏でペラグラ ○c:ビタミンC欠乏で壊血病、出血傾向 問題47 2型糖尿病について正しいものはどれか 1 日本では45歳以上の総人口の約7%を占めると考えられる 2 抗GAD抗体が陽性となる 3 内因性インスリン分泌は通常遅延しない 4 インスリン治療は無効な症例が多い 5 GLP-1アナログの投与は治療に有効である + ... 解答 正解:5 解説 ×1:2型糖尿病は45歳以上の10%以上 ×2:1型糖尿病の多くは遺伝(特定のHLA型)、環境の関与のもと、自己免疫機序(GAD抗体、膵島抗体などが出現) によって膵島が障害されて発症する(Ia型)。 自己免疫の関与なしにインスリン依存状態を招来する(Ib型)の存在も知られる. ×3:インスリン分泌は通常遅延する ×4:インスリン治療は有効である。 ○5:GLP-1アナログの投与は治療に有効である。 インクレチン:生体内で,消化管からの栄養物の吸収に反応して腸管から分泌され, インスリン分泌を刺激する消化管ホルモンをさす。 膵外分泌を刺激するセクレチンに対して,膵内分泌を刺激するという意味で名づけられた。 gastric inhibitory peptide(GIP)とグルカゴン様ペプチド1 glucagon-like peptide;GLP (GLP-1)が代表的なものであり, 絶食時にはインスリン分泌を刺激せず,食後血糖上昇時に分泌を促進する。 作用機序はβ細胞の受容体に結合しcAMPの上昇によるプロテインキナーゼA(PKA)の活性化によるとされている。 問題48 低T3症候群にならないものはどれか?2つ選べ 1.副腎皮質ステロイド 2.ヨード製剤 3.メチマゾール 4.プロピルチオウラシル 5.プロプラノロール + ... 解答 正解:1、2 解説 ×1.副腎皮質ホルモン:下垂体・副腎機能抑制作用がある。 ×2.ヨード製剤は、新生児にポビドンヨードの使用で甲状腺機能低下症の報告があるが、 通常は甲状腺機能に異常(血中ヨウ素の調節できず甲状腺ホルモン関連物質に影響)をきたす。 ○3.メチマゾールは,バセドウ病甲状腺機能亢進症に用いられる抗甲状腺薬である。 甲状腺のペルオキシダーゼを阻害することにより,ヨウ素のサイログロブリンへの結合を阻止し, さらにT4から活性型のT3への変換を抑制する. 本症の副作用で最も多いものは薬疹である。しかし,最も致死的で警戒すべきものが無顆粒球症である。 発熱と咽頭痛が主症状であり,放置すると重篤な感染症を惹起する。 顆粒球数が500/mm3以下の時は直ちに投薬を中止し,顆粒球数が回復するのを待つ。 ○4.プロピルチオウラシルは、チオアミド類の抗甲状腺薬。甲状腺細胞内に取り込まれ, 甲状腺ペルオキシダーゼの活性を阻害して甲状腺ホルモンの合成を可逆的に抑制。 また,肝,腎などの末梢組織でT4からホルモン活性の強いT3への転換を抑制。 ○5.プロプラノロールはβ遮断薬で(β2遮断薬)偏頭痛の発作を予防する。血管拡張作用がある。 主症状 徐脈,うっ血性心不全,倦怠,低血圧,頭痛,悪心,嘔吐,下痢,低血糖,幻覚,複視。 またT4からT3への末梢での変換を阻害し,甲状腺ホルモンの生合成と代謝に影響を及ぼす. そのため,甲状腺機能検査値についてはほぼ全例でrT3が上昇するほか,T3の低下,T4の上昇及び低下, TSHの上昇及び低下等が現れることあり。 問題49 血中Ca濃度→ 尿中Ca濃度↑させるのはどれか a,カルシトニン b,SERM c,ビスホスホネート d,PTH e,ステロイド + ... 解答 正解:e 解説 ステロイド、そしてクッシング症候群 問題50 VitB1欠乏→乳酸アシドーシスはなんで? + ... 解答 解説 ビタミンB1〔チアミン(thiamine)〕は,脱炭酸酵素やトランスケトラーゼなどの 補酵素として多彩な生理反応にかかわっている. 細胞基質内における嫌気性解糖系がVitB1欠乏で障害され、 (ブドウ糖)→グリコーゲン→→ピルビン酸までは進むが→アセチルCo-Aの産生が途中で阻害される。 その結果、ピルビン酸↑、乳酸↑して乳酸アシドーシスを示すんじゃない? 問題51 11年前から健診で蛋白尿を指摘されているが放置している59歳男性。空腹時血糖は高いと言われている。 その他の慢性腎疾患より糖尿病性腎症を疑わせる所見を2つ選べ a潜血尿(-) b腎長径が右9.6cm、左9.4cm c糖尿病性網膜症あり d糸球体ろ過量89ml/min e血清アルブミン4.2mg/dl 出典:106スレ10 677氏 + ... 解答 正解:b,c 解説 肉眼的血尿は糖尿病性腎症を否定する要因となるが、仮に潜血尿があっても糖尿病性腎症と否定できない。 ゆえに潜血尿陰性は糖尿病性腎症を積極的に支持しない。肉眼的血尿陽性なら○でも可。 慢性腎不全では腎萎縮するのが普通であるが、糖尿病性腎症では萎縮せず正常サイズであるのが特徴的。 正常腎は、長径10cm、短径5cmくらい。 失礼、訂正します。aが肉眼的血尿-なら○でも可。 糖尿病性腎症 Diabetic Nephropathy 診断のポイント 【1】蛋白尿出現前に,1型では10年,2型では5年以上の糖尿病罹病期間の存在. 【2】糖尿病性網膜症の合併. 【3】蛋白尿が主体の尿所見(血尿は2~3割の患者に出現するが軽度). 【4】上述の【1】~【3】に合致すれば臨床的に糖尿病性腎症と診断. 【5】合致しない疑診例は腎生検の適応. 【6】糸球体過剰濾過:糸球体濾過量(GFR)増加,微量アルブミン(Alb)尿は早期腎症(第1,2期)を示唆. (糸球体濾過量(GFR:glomerular filtration rate) 症候の診かた 【1】糖尿病性腎症の臨床経過は定型的で病期分類が可能: GFRの増加〔糸球体過剰濾過(第1期) 尿中Alb排泄増加(微量Alb尿:30mg/日以上(第2期)) 顕性蛋白尿(第3a期) 腎機能低下を伴う顕性蛋白尿(第3b期) 腎不全期(第4期) 透析期(第5期)〕 【2】第1~3期は原則的に無症候. 【3】ネフローゼ症候群を呈する場合,浮腫や溢水が他の腎疾患に比較して強い傾向. 【4】第3b期以降は,慢性腎不全に共通の症候が主体: 体液(Na,水)貯留による高血圧・浮腫,腎性貧血,腎性骨異栄養症,尿毒症など. 問題52 主に腎排泄される薬剤はどれか。2つ選べ。 a.エリスロマイシン b.バンコマイシン c.リファンピシン d.ペニシリン e.ワルファリン 出典:106スレ10 622氏 + ... 解答 正解:bd(1つ選べならb) 解説 ×a.エリスロマイシンは,肝臓で代謝を受け,脱メチル化されてデス-N-メチル-エリスロマイシンとなることが確認されている. ○b.バンコマイシンは、腎排泄型の抗MRSA 薬であり、TDM を実施する際には腎機能を正確に評価する必要がある。 また、血中濃度上昇による急性腎不全の発症にも注意が必要。 ×cリファンピシンは、結核菌に対してイソニアジドに匹敵する強い抗菌力を有する。 イソニアジド,リファンピシンは肝細胞障害型肝炎を起こす薬物として、有名である。 ○d.ペニシリンは、主として腎から尿中へ排泄され,肝から胆汁中へも排泄される。 ×e.ワルファリンは、腸肝循環している。腎臓への排泄はしない。 ワルファリンの副作用として、黄疸などの肝機能障害が認められることがある。 問題53 高血圧を伴う4期糖尿病性腎症の治療薬として正しいのはどれか?2つえらべ a,フロセミド b,サイアザイド c,βブロッカー d,Ca拮抗薬 e,免疫抑制薬 出典106スレ10 760氏 + ... 解答 正解:ad 解説 YNにはβblockerは重症DMには禁忌とあるな 耐糖能異常がある人は、SU薬とかの副作用で低血糖にもなりやすい。低血糖の症状は冷汗・動悸とか交感神経症状だから、β遮断薬を使ってるとそれらの症状がマスキングされちゃって発見が遅れるからじゃないの? 俺はそう覚えてたんだが。 なるほどねえ ネット見てもそんな感じの説明されてるわ 低血糖→交感神経↑→筋グリコーゲン分解 この機序がβ遮断で阻害されるから低血糖も遷延するらしい 確かに納得がいく説明だ http //www.kyoto-pharmacy.net/mitubati/happyo/tohnyou.html 問題54 ある高脂血症患者の血清を放置していたら試験管内が著しく白濁していた。この患者に合併しうる疾患を2つ選べ a,急性膵炎 b,DM c,発疹状黄色腫 d,虚血性心疾患 e,高尿酸血症 出典106スレ10 549氏 + ... 解答 正解はbd 解説 著しい白濁→Ⅳ型 カイロミクロンあるならクリーム層もあるはず 家族性高脂血症で大事なのはDM合併すること 以上 問題55 痛風の患者に摂取を控えさせた方が良い物は?全て選べ(3つ) a.海藻 b.牛乳 c.カツオ d.フルーツ e.ビール 出典106スレ11 197氏 + ... 解答 正解:cde 解説 dはフルーツと言うより、フルクトースがダメ(ちょっと不適切だったかも) フルクトースは代謝の際にATPからエネルギーをもらう。 その際にできたADPが回りまわって尿酸生成を促進する abは逆に摂取推奨 A:痛風に最も,悪い影響を与えるのはアルコール摂取です. ビール,日本酒,焼酎,ウィスキー,ワインはやめましょう. B 食品100㌘中のプリン体含有量 ①Ⅰ群(プリン体含有量が特に多いもの 100g中150~1500mg) 油詰いわし,ひしこ,肝臓,腎臓,膵臓,脳,肉エキス,肉汁,きなこ 問題56 活動期に補体低値となるのはどれか。全て選べ a溶連菌感染後急性糸球体腎炎. b.全身性エリテマトーデス c.膜性増殖性腎炎 d.膜性腎症 e.播種性血管内凝固 f.クリオグロブリン血症 g.悪性関節リウマチ 出典106スレ11 365氏 + ... 解答 正解:abcefg(d以外全て) 解説 腎臓関係は、下の3つだけだから、dは低下しないはず。 補体低値となる腎臓疾患は、包帯のループを糸で巻くぞう!の3つだけ (補体低値=ループス腎炎、急性糸球体腎炎、膜性増殖性糸球体腎炎) また全身性エリテマトーデス→ループス腎炎、クリオグロブリン血症≒膜性増殖性糸球体腎炎、 C型肝炎≒膜性増殖性糸球体腎炎に類似しているから、これらの疾患では低下する。 悪性関節リウマチも、補体は低下する。 (悪性のつかないリウマチは高値を示す) 補体は毎年出ているから、上げておきます。 補体 高値:リウマチ熱、慢性関節リウマチ、感染症、悪性腫瘍 低値: SLE(活動期)、急性糸球体腎炎、膜性増殖性糸球体腎炎、播種性血管内凝固症候群(DIC)、 悪性関節リウマチ、慢性肝炎、肝硬変、C型肝炎、クリオグロブリン血症など 問題57 低補体血症(補体価低下)を示す疾患はどれか?正しいものを全て選べ。 ①急性糸球体腎炎(AGN) ②膜性増殖性腎炎(MPGN) ③ループス腎炎急性期(SLE) ④混合型クリオグロブリン血症 ⑤C型肝炎 出典106スレ11 379氏 + ... 解答 正解:①②③④⑤ 解説 ○①~③とも補体価は低下する。いずれも補体価低下をきたす疾患として有名である。 ○④混合型クリオグロブリン血症 クリオグロブリンとは冷却すると白色沈殿し再加熱で溶解する異常蛋白。 症状)紫斑(livedo),関節痛,末梢神経障害←血管炎っぽい症状 混合型(2型)では糸球体腎炎を合併 膜性増殖性糸球体腎炎に類似=低補体血症 リウマチ因子陽性(リウマトイド因子陽性) C型肝炎ウイルス感染との関連あり 治療)ステロイド,シクロホスファミド ○⑤C型肝炎:C型肝炎ウイルス腎症では膜性増殖性糸球体腎炎が多く,臨床的には低補体血症, クリオグロブリン血症,およびIgM型リウマトイド因子などを認めることが多い。 今これを出題しようとして、作ってから過去問見たら、103回A42に同じ問題が臨床問題でていた。 (C型肝炎の合併、低補体血症の合併、血清クリオグロブリン陽性の3つを選ばせる問題) 低補体価は、腎臓関係では、包帯はループを糸で巻くぞう の語呂で、 ループス腎炎、急性糸球体腎炎、膜性増殖性糸球体腎炎の3つ。 問題58 第103A42 [臨床] 60歳の男性。体重増加を主訴に来院した。3か月前に下肢の浮腫に気付き、現在までに体重が5kg増加した。 58歳ころから健康診断で肝機能の軽度異常、尿蛋白および血尿を指摘されていたが、自覚症状はなく放置していた。 意識は清明。血圧142/90 mmHg。下肢に紫斑と前脛骨部に圧痕を伴う浮腫とを認める。 尿所見:蛋白4+、潜血1+、赤血球10~20/視野、硝子円柱多数、顆粒円柱陽性、卵円形脂肪体陽性。 血液生化学所見:総蛋白 5.0g/dl、アルブミン 2.4g/dl、尿素窒素 30mg/dl、クレアチニン 1.8mg/dl、 総コレステロール 260mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、直接ビリルビン 0.2mg /dl、AST 58IU/l、ALT 45IU/l。 腎生検PAS染色標本(別冊No.15A)、PAM染色標本(別冊No.15B)および抗C3抗体を用いた免疫染色標本(別冊No.15C)を別に示す。 (メサンギウム細胞増殖、メサンギウム基質増殖、係蹄壁の2重化と内皮下沈着物が認められる。 糸球体係蹄壁からメサンギウムにC3の沈着像を認める。全体として膜性増殖性糸球体腎炎像。図は下記参照) http //www.urso.jp/kokushi/question.aspx?t=103 g=A n=42 考えられるのはどれか。3つ選べ。 (正答率55.7%) a.C型肝炎の合併 b.悪性腫瘍の合併 c.低補体血症の合併 d.血清クリオグロブリン陽性 e.アルブミン選択性の高い尿蛋白 出典106スレ11 720氏 + ... 解答 正解:acd 解説 診断:C型肝炎ウイルス感染によるクリオグロブリン血症を伴う膜性増殖性糸球体腎炎 肝機能の軽度異常:AST45、ALT58→B型またはC型肝炎ウイルス (B型は膜性腎症、C型は膜性増殖性糸球体腎炎) 下肢の紫斑:血管炎(紫斑病性腎炎やクリオグロブリン血症)を疑う 尿蛋白、血尿、顆粒円柱→糸球体腎炎 尿蛋白4+、総蛋白5.0、浮腫、総コレステロール260→ネフローゼ症候群 3ケ月前から浮腫。現在BUN30、クレアチニン1.8→徐々に進行してきた腎機能障害。 問題59 A74 副作用として浮腫に注意すべき薬剤はどれか.3つ選べ. a インドメタシン b プロゲステロン c グリチルリチン d ワーファリン e 塩化カリウム 出典106スレ12 669氏 + ... 解答 正解:abc 解説 ○a非ステロイド性抗炎症薬は薬剤性浮腫の原因となる。 ○bプロゲステロンの主な副作用に,血栓症,肝障害,乳房痛,浮腫,頭痛がある。 ○cグリチルリチン製剤(甘草に含まれる)の副作用に薬剤性浮腫がある。 いわゆる甘草によるシュード・アルドステロン作用やな ×dワルファリンの副作用として、出血(脳出血等)、皮膚壊死、肝機能障害、 過敏症(発疹,紅斑,蕁麻疹,皮膚炎,発熱等)、消化器症状(悪心・嘔吐,下痢等) ×e塩化カリウムは急速使用で心停止。消化管の閉塞,潰瘍,穿孔、悪心・嘔吐,下痢等)、蕁麻疹,そう痒感等。 薬剤性浮腫の原因としてNa蓄積作用のある薬物(非ステロイド性抗炎症薬,ホルモン剤,グリチルリチン製剤,甘草など)が有名. 問題60 101F60 視床下部腫瘍でみられるのはどれか.2つ選べ.(MLECでの正答率:44.5%) a 無月経 b ACTH高値 c 口渇感低下 d 精神運動興奮 e プロラクチン低値 出典106スレ13 122氏 + ... 解答 正解:ac 解説 視床下部腫瘍では下垂体機能の低下がみられる。 プロラクチンだけは、視床下部からのドパミン(=PIF)の分泌低下により、上昇がみられる。 また、視床下部には口渇中枢・満腹中枢が存在するため、この障害により口渇感低下、肥満がみられる。 問題61 99a48 先端巨大症Acromegalyの患者でみられない所見を一つ選べ a 低リン血症 b 尿路結石 c 変形性膝関節 d 高血圧 e 糖尿病 出典106スレ14 534氏 + ... 解答 正解:a 解説 病態と診断 本症では,骨端線の閉鎖後に下垂体にGH産生腺腫が生じ,血中GHやIGF-Iが増加することにより, 手足の容積の増大,特有な顔貌(眉弓部膨隆,鼻・口唇の肥大,下顎の突出など)の主症候の他に, 頭痛,視野障害,発汗,耐糖能異常,高血圧などをきたす. 骨端線の閉鎖前に発症すると下垂体性巨人症となる.まれに異所性のGRHやGH産生腫瘍が原因となる. 診断では,GHやIFG-Iの高値およびブドウ糖負荷でGHが1ng/mL以下に抑制されないことが有用である. 画像ではトルコ鞍の拡大,破壊やheel padの肥厚が認められ,MRIで下垂体腺腫像が認められる. 問題67 99E58 SIADHで高値を示すのはどれか?1つ選べ。 a血清尿酸 b血清尿素窒素 c血清ナトリウム d血漿レニン活性 e尿浸透圧 出典106スレ15 350氏 + ... 解答 正解:e 解説 SIADHは本来なら水利尿が起こるべき状態であるにもかかわらず、ADH(AVP)が分泌され続けるため、 体内に水が貯溜して、希釈性の低ナトリウム血症が起こる病態をさす。 循環血漿量が増加しているため、尿酸、BUN、血漿レニン活性は低下する。 また、低ナトリウム血症にもかかわらず、尿中Na排泄が20mEq/日以上あり、尿が希釈されず、 尿浸透圧が低下しない。(尿浸透圧>血漿浸透圧) 臨床的には、身体所見上脱水がないのに低ナトリウム血症、低尿酸血症、低BUN血症からSIADHを疑う →尿中Na排泄量、尿中AVP測定へと診断を進める。 SIADH 尿量は正常、でいいんだよな? SIADHでは循環血液量の増加に伴って尿量は増加するため、尿量の減少(乏尿)は目立たない、 浮腫となることも通常はない、あるいは基礎疾患に伴う浮腫のためにSIADHによる浮腫として認識されないようです。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%97%E5%88%A9%E5%B0%BF%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E4%B8%8D%E9%81%A9%E5%90%88%E5%88%86%E6%B3%8C%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4 SIADHでは水負荷試験で水利尿不全を認める。 (20ml/kg 体重の水を負荷すると、健常者ではUosmが低下し、4時間で80%以上が排泄されるが、 本症で高張尿が持続し、尿量も80%以下となる) SIADH 診断基準の要約 1診断基準 1)低Na血症 2)低浸透圧血症 3)尿中への持続的なNa排泄 4)高張尿(尿浸透圧>血漿浸透圧) 5)脱水の身体所見なし 6)浮腫、腹水なし 7)腎機能正常 8)原発性副腎皮質機能低下なし 2補助的所見 1)血漿レニン活性著増なし 2)血清尿酸値上昇なし 3)血中ADH値相対的上昇 4)水負荷後水利尿不全 ☆SIADHの診断基準の要約 (内分泌・代謝 問題24参照) ①血漿浸透圧低下:270mOsm/l (mOsm/kgのどちらでも良い)以下 (正常値は、290±5mOsm/l) 血漿浸透圧=2(Na+K)+BS/18+BUN/2.8 ②低ナトリウム血症:血清Na<135mEq/l ③尿中ナトリウム濃度>20mEq/l ④尿浸透圧>300mOsm/l ⑤腎機能、副腎機能正常(血清Cre<1.2mg/dl、血清コルチゾル>6μg/dl) ⑥血漿バソプレシンが測定される ⑦脱水所見は認められない。 ⑧尿酸値は5mg/dl以下が多い(参考所見) 問題68 SITSHをきたす疾患として正しいのはどれか.2つ選べ. a TSH産生性下垂体線腫 b Basedow病 c リンパ球性下垂体前葉炎 d Plummer病 e 甲状腺ホルモン不応症 出典106スレ15 358氏 + ... 解答 正解:ae 解説 SITSH = TSH不適合分泌 甲状腺ホルモン不応症で、TSH↑↑ってことだけ覚えてればおk 問題69 83B13 Ⅰ型高脂血症について正しいのはどれか.2つ選べ. a 血清白濁 b 血清VLDL増加 c 血清カイロミクロン増加 d 常染色体劣性遺伝 e 成人発症 出典106スレ15 ??氏 + ... 解答 正解:cd 解説 Ⅰ型高脂血症は10歳以下 問題70 誰か橋本病とAddisonで貧血起こす機序を教えて頂けないだろうか… 出典106スレ17 ??氏 + ... 解答 解説 MTMのノートだと解説がなくて 悪性貧血と橋本病の合併が多いので、自己免疫機序を共通の基盤としていると考えられる。 橋本病→抗内因子抗体や抗壁細胞抗体などの自己抗体が高頻度→胃粘膜の萎縮→内因子↓→悪性貧血の合併が多い。 橋本は女性に多いから貧血多そう Addison病も以下同文。 特発性Addison病に橋本病の合併はSchmidt(シュミット)症候群と呼ばれる. Addison病+橋本病=Schmidt(シュミット) 問題 出典: + ... 解答 解説
https://w.atwiki.jp/nenya/pages/36.html
腎臓メモ 尿路結石 悪性腎硬化症 腎血管性高血圧症 腎細胞癌 常染色体優性多発性嚢胞腎 常染色体劣性多発性嚢胞腎 腎結石 急性腎盂腎炎 急速進行性糸球体腎炎 [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]] [[]]
https://w.atwiki.jp/jinzonuko/pages/56.html
TOP ★タンパクを抑える →窒素性老廃物の量を減らすことができ、腎臓への負担を軽くします。 ★ナトリウムを抑える →血圧の管理を助けます。 ★リンを抑える →腎臓病の悪化を遅らせるのに役立ちます。 ★食物繊維を増やす →アンモニアが増えるのを防ぎます。 ★脂肪を増やす →十分なカロリーで筋肉の分解を防ぎます。N‐3系脂肪酸は腎臓の炎症を抑えます。 1.BUNは食事の影響を受け、CREは受けない。 2.肉類は湯でこぼしでリンを低減出来る。 3.水浸し食で血液検査の結果が改善したとの報告がスレ内で多数。 4.健康な猫の蛋白質と脂質の割合は2 1。 腎臓ケアの療法食で肝臓や血中脂質の数値が悪化したら食事を見直すのもいいかも。 食欲が廃絶しているときは、無理に療法食を食べさせないで 体調が回復するまでは少量でも栄養価の高いものや好きな普通食をあげて様子をみます。 絶食がなにより体に悪いです。 食欲がもとに戻ってきたら、徐々に療法食に切り替えていこう。 タンパク制限の目標値はコチラ→犬猫の適タンパク 食事療法の効果1 何も食べないので唯一食べる一般食をあげてます。一般食なので不安です。 アニモンダは他療法食よりタンパク質高めだけど大丈夫なのかな? 食事療法の効果2 療法食に変えたら吐くようになった まだ初期なのに治療食食べなくなった。どうしたらいいの? 数値が療養食並の普通食は療養食と何が違うんだろう? ご飯をあまり食べてくれないので困ってます。 唾液がアンモニア臭混じりになるとその匂いが嫌でゴハンを食べなくなることも サプリメントどんなのあげてる? 食事療法の効果1 205 :わんにゃん@名無しさん 2008/10/10(金) 15 13 19 ID oqdEKjd8 63ですが、半年待てなくて今日血液検査してもらってきた 7月下旬にBUN20/CRE2.4だったのが、今日はBUN19/CRE2.0 フードを療法食に変えただけで[[活性炭]]とかは与えていないけど 療法食の効果があったと思っていいのかな?とにかく悪化してなくて良かった ここ読んでると、ほんと医師によって診断基準も治療もさまざまなんですね 今日「前回の検査で腎臓の数値が高かったので・・・」と言ったら 「高かったっていっても、まぁ気持ちですよ、気持ち、高齢だし」って アンタ心配しすぎ!みたいに言われますた 実際まだ深刻な病状ではないし、ベテランの経験に基づいた対応なのかもしれないけどね(´・ω・`) 207 :わんにゃん@名無しさん 2008/10/10(金) 17 21 08 ID lRj8hs1U 205 値が上がってなくて良かった 腎臓や肝臓の数値は下がったらバンバンザイ!っていうほど時間がかかるから これからも根気よくやってあげてください ちなみにウチの場合、療法食に変えて1年目くらいから数値が下がってきたよ 昨日から活性炭が入ったフードも混ぜて与えてる トイレを清潔にし、あまり寒くならないように室温調整もしてる その先生、高齢猫=腎不全という感じで別の意味で慣れちゃっているのかもね 心配だったら輸液してもらってみてはどうかな? ▲TOP 何も食べないので唯一食べる一般食をあげてます。一般食なので不安です。 868 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 03 33 37 ID qonFDrsC 全くご飯を食べなくなったので昨日病院に連れて行ったら腎不全だと言われました。 BUNは70台でした。10才です。体重が4.1キロ→3.3キロに減ってました。 腎不全がそんな大変な病気だと知らなくて、 すぐ治るものだと思っていたのでここ読んで驚きました。 色んな種類の餌を買ってきて試したのですが、 唯一口にしてくれたのがアイシアのやわらかムースでした。 メルクメジンを混ぜても食べてくれました。 何も食べないよりましだと思うのですが、一般食なので不安です。 一般食ばかり食べていても大丈夫なのでしょうか? また、他におすすめの餌があれば教えて下さい。 これからよろしくお願いします。みなさんと一緒に頑張りたいです。 869 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 04 59 59 ID NQKS8X2y 868 ごはんの前に、診察した先生から腎不全が進行する不治の病気だって説明なかったの? それと、検査はBUNだけだった? 食欲が全くないときは食べてくれるもの、 わずかしか食べないときは、少量でも栄養をとれるもの(高タンパク高カロリ)をあげて 点滴で状態が回復するのを待つしかないよ 食欲が戻ったら徐々に療法食に切り替えよう。 療法食は今発売してるのはwikiにリストがあるから 病院で貰った以外のものがあったら、まずそれを試してみてね。 このスレではキドニーケアとアニモンダが比較的よく食べるといわれてます CRAがわからないけどBUN70だったらまだ点滴で頑張れるよ 長期戦だからあなたも頑張って。 871 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 13 31 47 ID pdW7ncfM 868 うちの猫もやわらかムースだけは食欲無いときでも食べるので、 7歳以上のやつを療法食に混ぜて食べさせてます。 一時期はムースだけを食べてた時期もあったりして、もうそんな食生活を半年以上続けていても 腎臓病がすごく悪化したりはしていないです。 病院の先生に聞くと、絶食が一番体に悪いので食べられるものがあれば 食欲が戻るまでのつなぎとして食べさせるのはしょうがない、ということでした。 872 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 14 30 53 ID qonFDrsC 869 先生からは腎臓は一度悪くなったら元には戻らないと言われたのですが、 治療していきましょうと言われたので 普通に生活できるようにはなるんだと思ってました。。 検査は他にもしたのですが、私が無知なため他の数値は忘れてしまいました。 今日夕方点滴に行くのでそのとき確かめてみようと思います。 今は食べてくれるものをあげたほうがいいんですね。 大好物だった缶さえ食べなくなったので、しばらくやわらかムースでつなぐことにします。 食欲が戻ったら教えていただいたものを試してみますね。ありがとうございました。 871 そうなんですか。やわらかムース、おいしいんですね。 すごく悪化したりしていないって聞いてちょっと安心しました。 やっぱり全く食べないよりはましですよね。 ありがとうございます。お互い頑張りましょう。 873 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 14 48 16 ID KQmrFVjE 872 先生からは腎臓は一度悪くなったら元には戻らないと言われたのですが、 治療していきましょうと言われたので 腎臓疾患は不可逆なんですよね でも、腎不全によって全身状態が悪化するのを 食事療法・対症療法で「治療」「悪化を緩やかに」することはできる。 ようするにQOLのための治療です。 猫ちゃんが かなり普通の生活を営めるように、あまり悲観せずゆったり頑張りましょう。 880 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/05(月) 19 49 36 ID TE1T9DC1 868さんはまだここ見てるかな? 一般食で不安なときはこんなサプリがありますよ。 フジタ製薬『フェロビタII』 猫用高カロリービタミンミネラルサプリメント 歯磨き粉みたいなチューブに入っていて、甘めのツナ味らしいです。 普通のお店では売っていなくて、獣医さんとこで購入できます。 70gで1,890円が定価みたいですが、楽天で検索かけるともっと安い所が出てました。 猫ちゃんに必要な栄養素が入ってるそうなので、一般食に混ぜて食べさせるに 良いのではないでしょうか? ▲TOP アニモンダは他療法食よりタンパク質高めだけど大丈夫なのかな? 926 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 08 20 16 ID 67AuGLiJ うちの猫は療法食はアニモンダのウエット以外だめだったんですが アニモンダっていろんなサイト見るとたまに準療法食に分類されてることもあって 与え続けて大丈夫か心配です。 たしかにタンパク質は療法食のなかでは高めだし… 一般食と混ぜてでも腎臓サポとかkdをあげたほうがいいんでしょうか? アニモンダはストレートで食べますが、 他は一般食と半々ぐらいで混ぜないと食べてくれないんですが(´・ω・`) 933 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 21 24 56 ID i38P3yWn 926 うちもアニモンダしか食べませんが、自分は混ぜものするより、 そのまま食べてくれるのならアニモンダでいいと思ってますがどうなんでしょう? ちゃんと計算してみてないけど 例えばタンパク質が6.0%の腎サポに普通10%の半々混ぜしたら 結局タンパク質もPもNaもアニモンダと似たような数値になりませんか? 参考までにですがアニモンダの療法食は他社の療法食に比べて そんなに低タンパク質じゃないけど大丈夫なのかと問い合わせたら あまり低タンパクにしすぎると、長期的にはやはり問題が出てくるそうで 他社ほど下げてないんだそうです。腎不全になるのは高齢猫が多いので 療法食はそれほど長期間使用することを前提に作られてはいないそうな。 そういえばEU系の療法食はスペシフィックもそんなに低タンパクでもないし… スペシフィックの数値みると、タンパク制限はそこそこ でもPもNaはちゃんと抑えて、P Ca比も適正値にって感じだから 欧州圏の療法食はそういう考え方なんじゃないですかね 926さんの猫さんが何キロなのか分かりませんが、標準4kgだとして 心配ならば一食分をトレイの半分〜8割ぐらいにしておけば 朝晩2回の食事でタンパク摂取量は適切な量になる計算になりますよー。 943 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/08(木) 23 23 20 ID 5X0a3K9K 926 933 http //www.pet-hospital.org/cat-hospital1.htm 横ですが、ここの73を見てください。ちょっと古い研究でも 同じことが書いてありました。 療法食は食いつき悪いんで、食欲低下--- 足らないカロリーを 自身の筋肉や脂肪を分解して補う--- BUN上昇ってことが手元の 文献には書いてあります。 ナトリウム・リンを制限するのはやはり有効らしいですけど、、、 未だに蛋白制限した療法食主流なのは腎疾患を区別しないで対症療法 してるからじゃないかなーと個人的には思ってます。 蛋白尿だしてたりしたら制限は必要だろうしね。 ▲TOP 食事療法の効果2 149 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/23(金) 01 03 24 ID F3p7tr6k 132 うちもグピグピ言う時ありますよ。 正確には「ゴキュ!」って感じですけど。 それでその後に「んふぅ〜」って感じで声を出す(ちなみにうちの猫は欠伸する時にも 「ふあぁぁぁ!」って言う)。 喉がおかしいのかと思って診てもらっても、大丈夫っぽいし、吐く訳でもないし。。。 いったい何なんだろね。 でも、人間でもグピグピ言わせて物を飲む人もいるから、あまり気にしてないかな。 それはそうと、Cre3台になってから食べても全く体重が増えなくなってしまったうちの猫。 最近、ふっくらしてきた。 抱くと以前よりずっしり。元気もあって走り回ってるし、何よりこの1週間吐いてない! 毎日の輸液増やして、完全療法食に切り替えた事が良い方向に向かってるのか? 今までなかなか療法食を食べてくれなくて一般食食べさせてたけど、数値悪くなって だましだましでも療法食オンリーにした努力の甲斐があったかもしれない、と思うと、 ちょっとうれしくなる。 検査は来週だけど、数値下がってると良いなぁ。 でも、「最近吐いてないなぁ」と思うと、途端に吐くんですよね。 明日あたりヤバいかも。。。 182 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 00 31 40 ID Rb5k/MXO うちの猫はいつもだいたい夕方になってからご飯食べ出します。 午前中〜お昼にかけてはほとんど食欲ないみたい。 だから、夕方〜真夜中にかけて、数グラムずつ、回数分けて食べさせてますよ。 特に輸液後は食欲が湧くみたいで、その時は結構食べてくれます。 常に手のひらからじゃないと食べませんが; うちも療法食をなかなか食べてくれなくて(今はキドニーを何とか食べてますが、 飽きるのも時間の問題)、 普通食を長い間あげてました。 うちはアボキャットライトとかキャネットの高齢用とか、ミオコンボ8歳以上用の 花と魚の形のやつだけを選り分けてやってました。 うちの猫の場合ですが食いつきも良かったし、これで1年くらいは数値が安定してましたね。 療法食は色々試しましたが、どれも数日で飽きてしまって。 でも、飽きたら普通食に戻し、また療法食に戻る、の毎日。 一度食べた療法食は飽きても、時間をおけばまた食べてくれてます。 ちなみにウェットは全滅。買える限りの全種類在庫抱えてますw ちなみにわたしは 149ですが、今日1ヶ月ぶりに検査に行ってきました。 少しふっくらしてきたな、って思ってた通り、100グラム体重が増えてたー! 検査の結果はBUN39(先月)→29、CRE3.1(先月)→2.7と、久々にCREが2台になりました。 一時CREが6台まで行ったので、凄く満足な結果ですが、まだまだ高いんですよね…。 でもうれしくて。 チラ裏すみません。 ▲TOP 療法食に変えたら吐くようになった 24 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/14(水) 00 10 00 ID aFxxestb 23 そういえば、うちのも数値は悪くはないんだけどネフガード+お湯足し食始めたら 寝てばっかりだったのが、おきてることが増えて甘えたになったよ。活発になったし。 痴呆とは違うけど子猫に帰って甘えたになるっていうよね。 だから体調はいい筈なんだけど、フードを療法食に変えたら吐く回数が増えたんで 今悩んでるんだよねー。うちの先生検査あんまりしてくれないんで転院は検討してる。 それはさておき、療法食に変えてから吐くようになった子いませんかー? ちなみにうちのは何食べさせても大丈夫なやつなのでよけいに不安。 素直に数値が悪化したと解釈していいのかなーと思って。 25 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/14(水) 02 01 06 ID SkSdmAEg 24 療養食にお湯足しても食べてくれるの?いいなあ。 うちはキドニーケア以外食いつき悪くて気持ち痩せた気がしたので キドニー+シニアの総合栄養食に戻したとこ。 (シニア食にお湯を足すとこれまた食べないからそのまま。その代わり水は良いものを あげて、たまにモンプチスープ水割りで水分を多めに摂らせてます) でもね、シニアに戻したら見事に吐かなくなったし、たま〜に透明な鼻水がグズって たのもたま〜のくしゃみもなくなった。毛もふっくらしてきたよ。 24さんの猫ちゃんが吐くのはいつですか?食べてすぐならただガッついてオエっと なっただけの場合がほとんどだから元気ならあまり心配なさそう。 後そう言えばうちの子はネフガードの顆粒だと ザラザラが刺激するみたいで食べてすぐ吐くよ〜 26 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/14(水) 03 06 40 ID ApAxm0/T 食後に吐くならあまり心配しなくていいんじゃないかな。胃が刺激されただけじゃないかな。 うちは普通食のときには食後とか食間とかにしょっちゅう吐いていたけれど、 療法食に変えてからはあまり吐かなくなったよ。 でも時々食前に胃液を吐く。 そのときは療法食に吐き気止めのお薬を混ぜてあげてるよ。 療法食にしてから毛並みが良くなった。つやつやしてる。 ちなみにキドニーは3日で飽きて、 ロイカナのスペシャルじゃないほうのドライをがつがつ食う。 お湯足し食はうちも食べてくれないなあ。 27 :わんにゃん@名無しさん:2009/01/14(水) 07 31 48 ID aFxxestb 食前で早朝、透明な胃液で胆汁ではないの。胃が荒れたのならいいんだけど 粒なの。で夜あげる分は、水分含んだやつだからなー。 さすがにお湯足しするのはウエットだけど、たまに手元が狂ってスープ状に なっても根性で完食。ドライは変えてない。 ※療法食は脂肪分がかなり高いので食後に吐く場合はもしかしたら胸やけかも?(編集人注) ▲TOP まだ初期なのに治療食食べなくなった。どうしたらいいの? 173 :sage 2009/01/25(日) 14 02 36 ID 02DoMOxo うちの猫、まだ初期なのに既に治療食食べなくなった。 キドニーは最初喜んでたのに一年くらいしたら飽きて ロイカナもヒルズもキドニーより硬いから食べない。 ウエットもロイカナ、ヒルズのk/dはキライみたいでk/dチキンは 少し食べる程度なんで痩せちゃって困るよ。 ウィキ見てお湯足しやスープ食作ったけど何かが混ざると嫌らしい。 あれこれしてやると余計わがままになるかなとも思うし、でも 食べてくれないと痩せてしまうし困ってます。 今日はフープロでドロドロにしてやってみようと思うけど 同じように食べない猫に苦労されている方、こうやったら食べたよとか アドバイスして下さいませんか?お願いします。 174 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 17 22 22 ID EpYm9Z4O 173 まずヒルズロイカナ以外の療法食は全部試してみた? うちはウェットのみだけど 見向きもしなくなったら1日〜2日100%普通食をあげて また9対1混ぜから始めるよ 普通食はいちおう低タンパクのもの選んでます ヤラーとかカントリーロードとか、キャラット懐石とかカルカンレトルトとか あと、療法食が肉系なんで、混ぜる普通食も肉系のほうが完食率高い気がする… うちの猫が肉系モンプチで育ったせいかもしれないけど。 続けるのが大事だかり焦らずがんばろう 175 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 22 13 29 ID 2b2Lqh9g うちはキドニーとロイカナとロイカナSPとヒルズのドライをミックスしてあげてるんだけど、 キドニーだけ一度口に入れた後にペッて吹き飛ばされる。 いつも餌皿のまわりはベタベタのキドニーだらけ。。なんでだろ。 173 手のひらからあげても食べない? うちは食欲なくなってきたときでも手のひらからだったら少し食べてくれるよ。 177 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 22 55 36 ID 02DoMOxo 173です。 確かにカリカリ、一粒ずつ手でやると食べます。 でも朝は時間がないから夜しか出来ません。でも食べるだけましですよね。 うちはキドニーとロイカナSPミックスだとロイカナSPだけペッてやってます。 それぞれ好みがあるんですね。 試したのはヒルズ、キドニー、ロイカナのドライとウェットは ロイカナフィッシュテイストヒルズの缶詰だけなんですが ネットでまとめ買いしてしまい、まだたくさんあまっているので 出来れば消費してもらいたいのですが、もう駄目かな。 定価でも病院でその都度買ったほうが結局はお得だったのか。 フープロでドロドロにしたら食べ物と認識されませんでした。 アニモンダとかはまだ試してないので懲りずに楽天で買ってみます。 178 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 23 01 41 ID wZG3AggB 173 うちも初期で、キドニーは1年は普通に食べてたけど、 血液検査で一度下がって普通食をすすめられて食べさせてたら 数値が上がっちゃって、療法食に戻したら、食べなくなってしまって本当に苦労した。 でも、療法食にしたら、数値戻ったけど、別の病院で、食事のせいだけとは言い切れない とは言われたけど、やっぱり食事の影響は大だと思ってる。 やっているかもしれないけど、フードにかつお節の香り付けをすると 比較的よく食べる。 匂いがよくつくようにフードの量をジップロックとかで小分けにするとグー。 好きなウェットやかつお節のカス程度を、少ーしトッピングするだけで食いつ気が良くなる。 だけど、トッピングしないと食べなくなってしまうのも困るんだよね。 あとは、量を3g5gずつ出しては食べさせやってたら、段々一度の量が 増えても食べるようになった。 ヒルズのgdは試した? そんなに制限されてないせいか他のより断然よく食べる ムラはあるけど、粘ったおかげで今はまた療法食を食べてくれてる。 飽きるようなので、キドニー・ロイカナ・スぺシフィックのどれか2種とgdを混ぜてる。 kdを食べて欲しいけど、好きでないようなので、今後たまに混ぜてみようかと思ってる。 ただ、うちも、療法食ウェットはどれもまるで食べない。ささみの汁も飲まないし。 最初の頃はガツガツ食べてたんだけど・・・。肉系が嫌いなようで。 なので、タンパク・リンなど低めの一般食に、9対1でやってるところ。 本当は、味付け程度が望ましいんだろうけど。 174さんも言ってるけど、これは、気長にやるしかないと思ってる。 病院で、療法食を食べさせるのがその子にとって本当に幸せなのかは 飼い主それぞれの考えと言われたけど、 まだまだ一緒にいたいので療法食を続けてる。 でも、幸せを感じてるかと考えると、 家は色々あって人馴れしてない大人の生粋の野良を家に入れたから、 もう3年経ったけど、未だに外に出たがってちょっと鳴くので、 せめてゴハンは幸せな思いをさせてあげたいと思う気持ちがある。 今日も大好物の刺身をあげたら、ぺロリと食べるのを見ると、 あまり縛らないことも必要だと思う今日この頃。 だから、気長にがんばりましょう! 179 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 23 18 25 ID 02DoMOxo 178 レスありがとうございます。 うちも近所では外飼いが主流のなか室内飼いで窓越しに外猫を見ては うらやましそうにしている姿を見ると、せめて食事は好きな物をと 思う所もあります。 あまり療養食のみに縛られず比較的低タンパクの一般食を選ぶのも ひとつですね。 かつお節作戦はうちのには効果が薄かったですがトッピングは まだやっていないので試してみようと思います。 180 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/25(日) 23 22 29 ID 02DoMOxo 書き忘れ。 最近食べてくれなくて少しイライラしていました。 猫もそんな飼い主嫌ですよね。 気長に焦らずって事、頭から抜けていました。 気づかせてくれてありがとうございました。 182 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 00 31 40 ID Rb5k/MXO うちの猫はいつもだいたい夕方になってからご飯食べ出します。 午前中〜お昼にかけてはほとんど食欲ないみたい。 だから、夕方〜真夜中にかけて、数グラムずつ、回数分けて食べさせてますよ。 特に輸液後は食欲が湧くみたいで、その時は結構食べてくれます。 常に手のひらからじゃないと食べませんが; うちも療法食をなかなか食べてくれなくて(今はキドニーを何とか食べてますが、 飽きるのも時間の問題)、 普通食を長い間あげてました。 うちはアボキャットライトとかキャネットの高齢用とか、ミオコンボ8歳以上用の 花と魚の形のやつだけを選り分けてやってました。 うちの猫の場合ですが食いつきも良かったし、これで1年くらいは数値が安定してましたね。 療法食は色々試しましたが、どれも数日で飽きてしまって。 でも、飽きたら普通食に戻し、また療法食に戻る、の毎日。 一度食べた療法食は飽きても、時間をおけばまた食べてくれてます。 ちなみにウェットは全滅。買える限りの全種類在庫抱えてますw (後略) 183 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 00 42 48 ID B6aB3gF7 180 わかります。1日15g位しか食べない時期が続き、 私もイライラして、食べろ食べろとせっついていました。 ギャーギャーよく鳴くし、精神的にも疲れて、 食べてくれないしで、余計イライラして怒ったりしてしまったことが あって、反省している・・・。 でも、こっちが心穏やかにしていれば、自然とほとんど鳴かなくなり、 猫も人間の心がやっぱりわかるんだなと改めて思いました。 前にここで、好きなウェットの方に、 プロセッサーでドライを粉末状にしたものを混ぜるというのを 読み、その逆ばかり考えていたのでなるほどと思いました。 まだ実践はしてないんだけど、体重が減る心配の子にはいいかも。 一般食でも、要は量を減らせばそんなに影響ないと思う。 寝る前にドライをあげてたんだけど、結局猫の部屋に閉じこめてる状態(人間が起きるまで) の時には外にあまり気がいかないせいか、暇なのか、割と食べるので、 最近は早朝にも食べてもらおうと、自動給餌器を購入し、10g位セットしておくと 食べてくれてる。 わんにゃんぐるめというやつだけど、シンプルで良かった。 ちょっとお皿が深いけど大丈夫みたい。 うちも、またあまり食べない時があっても、気長にいく気持ちを 忘れないようにと思っています。お互いガンバロー! 184 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 01 58 53 ID XNJyDX3h うちも最近よくベトベトキドニーをペッとしてる!飽きたのかな… 180 みんな同じなんだね。私も少しイライラしていた時期がありました。 昔書いたけど、先生によっては療養食に拘らず、 摂取した不要物は水分(点滴と飲み水やモンプチスープお湯割りなど)で 排泄させればいいって意見もあるよ。 アニモンダのドライも食い付き良い方だし、 みんなが言うように匂いづけやシニア数値低めは試す価値有りだよ。 うちはシニア総合栄養食のウェットに療養食各種ドライを半分ずつあげています。 182 良かったね!!なんか私まで嬉しい。 今も毎日点滴されているのですか? 185 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 04 08 04 ID Xnebe9nb 178 あまり縛ると続かないなーと思って、 うちも一ヶ月に一度くらいお刺身デー作ってるよ。 一食分をまぐろ中トロとか大トロとか 比較的タンパク&リン低めのを3-4切れに変えたりして。 ぬこが病気前は赤身しか食べたことなかったのに 突然トロをしかも3切れももらって変な顔してたw 療法食をあげてくださいっていうのはやはり素人だと栄養管理が無理だからだと思う だから療法食をベースにはしてるけど wikiにあったタンパク/リン/ナトリウムの一日の許容量をとび出ないように計算しながら いまはたまに普通食やお刺身をとりいれてみてる 前は漠然とこれっていいのかな、だめなのかなと思いながらちびちびやってたけど 自分で計算してみればいいんだと気がつかせてくれた あんなにたくさん成分リサーチしてくれた有志のみなさんにも感謝したいです 192 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/26(月) 20 29 49 ID B6aB3gF7 185 好物をあげるのはたまにはいいですよネ その分ドライを少なくしたりしてます。 (後略) 202 :わんにゃん@名無しさん 2009/01/27(火) 00 53 47 ID Qu7WjOm4 ウチの猫さんは全く療養食食べてくれないので 普通の猫さんのごはんをあげています。 先生からも好きなものをあげてくださいと言われているので、 今は病気前から食べていたヒルズのシニアかシニアプラスをあげています。 食いつきも良くって逆に食べすぎなくらいです。 療養食も食べずにかなーり心配しておりましたが 正月も休み無く毎日点滴に通ったお陰なのか? 数値が酷かった時はbun110/CRE3.9あったものが 3ヶ月でbun39/CRE1.7まで下がりました。 只、昨年末にリンパ腫も発見されてしまい 腎臓の数値も良くなってきた事から、 思い切って抗ガン剤治療を始めたのですが・・ 腎臓の数値がまた悪くなってきてしまいました(bun78/cre3.2)。 途中、腹水が溜まったり下痢したり数週間は大変でしたが ここ数ヶ月、吐いてばかりだったのがピタっと治まり 気持ち悪そうな様子も無く超元気。 腎臓の具合とても気になりますが どうかこの元気が続きますよーに。。。 ▲TOP 数値が療養食並の普通食は療養食と何が違うんだろう? 447 :わんにゃん@名無しさん 2009/02/15(日) 15 29 48 ID t4A0SP79 (前略) ところでメディファスの老齢猫用、wikiにも書いてあるけれど数値が療養食並だよね。 凄く食いつきも良いし内容成分も悪くないので暫く続けてるんだけど、 療養食と何が違うんだろう? 452 :わんにゃん@名無しさん 2009/02/15(日) 22 20 32 ID hVhu7jro (前略) 447 療法食と銘打ってるのは、たぶんちゃんと臨床試験をしたものなんじゃないかと思ってます。 ウェットだと、一般食で療法食に近い数値のものは どうしてもカロリー不足になりがちなんだけど ドライは総合食だからカロリーの心配もないし、ただ単に成分上は療法食に近くても、 腎不全に対する臨床の保証はとくにしてませんって感じなんじゃないかなあ… あとは療法食は腎臓のためにn3系脂肪酸を強化してるとかあるかもしれないけど。 先生が療法食しかすすめないのは 単に臨床結果がない&成分をリサーチしてないから確かなことが言えない、の2点が 大きな理由じゃないかと自分は解釈してます。 探せば療法食に近いものってもっとあると思うし、、 成分値を見て足りないCaやn3系脂肪酸は サプリメントで補ったりして整えてもいいと思います ▲TOP ご飯をあまり食べてくれないので困ってます。 608 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 03 23 36 ID 2+BTWN4X ウチも先月、慢性腎不全と診断されました。 BUNが200以上、クレアチニンが12.1…。 今は二日に一回点滴を打ちに行ってます。H4Oも飲ませてますが効いてるのか…? ご飯をあまり食べてくれないので困ってます。メルクメジンをカプセルであげてます。 少しでも数値が下がればな…と。まだ9才で逝くには早過ぎるし、 彼にはまだ生きてもらわなければ…。私は彼に凄い支えてもらい、癒されました。 まだ恩返ししてないよ…お願いだからもぅ少し一緒に居ようよ… 609 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 04 06 14 ID PzJv2C7c 608 9歳は若いよね…。数値下がりますように。 ご飯の量が少ないようですが、手で直接あげても駄目ですか? 是非、寝ているときに手の平にドライ・ウェットを各種試してみて下さい。 一度食べる量が増えると、食欲が戻る事もありますよ。 みんな元気になりますように。 610 :sage 2009/03/06(金) 08 58 49 ID 2+BTWN4X 609さん ありがとうございますm(_ _)m 手に置いてチョコっとなんです。 ウェットも2口サイズ位で…。ウェットを白湯で溶かしてあげてみようと思います。 本当、急激に体のお肉が下に下がって、今まで触った事もない骨を撫でています。 お願いだから食べようよ! 皆様の猫さんも数値が下がり、現状維持で元気に暮らせます様に… 612 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 11 48 17 ID /i62d9wx 611 ID変わりました609です。 ご飯はいろんな種類試しましたか? 去年別の病気で亡くなった子の一例話なので参考になるかわかりませんが、 食欲がなくなった時、今まで大好物だったものは一切食べなくなりました。 好きだったキャットフード、お刺身、ササミ、肉類、ハム、全滅でした。 ただ、1種だけ口もとへ持って行くと渋々舐めて食べてくれたフードがありました。 (しつこく口もとに持って行きました) それも数日続くと食べなくなりましたが、同じフードの違う味だけは食べてくれました。 唯一の命の綱で、久しぶりにウンチが出てくれた時はとても嬉しかったです… 良かったら可能な範囲でいろいろな種類を試されてみて下さい。 意外な物を食べてくれるかも?しれません。 (後略) 613 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 12 15 25 ID 2+BTWN4X 609さん ありがとうですm(_ _)m さっき腎不全用の缶詰じゃなく、大好きな普通の缶詰をあげたら、少し食べてくれました! やっぱり美味しくないんですね。食べないよりましなので嬉しかったです。 普通の缶詰と腎不全用のを混ぜてあげてみます!明日、病院に点滴しに行くので先生に相談してみます! 缶詰はヒルズとユーカヌバをあげてみました。 カリカリはキドニーケアです。 新たにスペシフィックも試しに買ったので与えてみます! Naが不足してるのでポカリを水で薄めてみたのですが、飲みません…。 614 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 12 34 43 ID /i62d9wx 613 お話を聴く限り、今は療養食と言ってる場合ではないように思います。 食欲低下でどんどん衰弱、悪循環ではないでしょうか。 wikiに数値が療養食に近いドライもウェットもありますよ。 ([[水分補給]]を考えてウェットの方がお勧めです) ナトリウムは先生が与えるよう指示されているのですか? ご自宅で点滴が出来ると良いですね、猫ちゃんガンバレ! 応援しています。 615 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 12 57 00 ID 1545qaMx 613 うちのは10歳です。 今の段階で療養食は混ぜない方が良いと思います。 うちのは混ぜたのをきっかけに食べなくなりました。 先生も「今は食べるエサを与えても良い」と言ってました。 一般食の猫缶なら少し食べてましたが、今は何も食べようとしません。 もう10日、あれこれ試しても食べず。皮下点滴だけで持ってます。 うちの猫と皆さんの猫が元気になりますように。 617 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 13 57 25 ID IqhHHAeM うちは何も食べなかったとき 鶏の手羽先をじっくり2時間ぐらい茹でて柔らかくしたのをあげたら食べてくれたよ。 茹で汁もあげたら飲んでた。 何も食べなかったらフード以外のものも試してみるといいよ 618 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/06(金) 13 59 34 ID NDi84HkX 613 うちの猫18才も食欲が落ちて体重が減る一方で 獣医と相談の結果、少しでもカロリーを摂らせるために a/dとか子猫用のパウチあげてるよ。 喜んで食べてくれるようになって体重も回復してきた。 この方法は長くは続けられないけど 体力維持の為にも今は食べるものなら 療法食に拘らず何でも食べさせた方が良いと思う。 636 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/08(日) 03 29 49 ID LUG1xm0k 614さん その通りです。 中々ご飯も食べてくれないです。 何か何を言っていいのか。すみません、わかりません。 638 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/08(日) 04 02 19 ID IDTMyv0a 636 今は普通食をあげていますか? 食欲は出ましたか、数値はいかがですか。 療養食で食欲を失って腎不全が悪化する子の話は聴きますよ。 食欲がなくなると自身の筋肉から栄養を摂るので衰弱するそうです。 今しばらくは数値が低い普通のご飯を続けてみてはいかがですか。 wikiに混ぜご飯に比較的向いているフードのリストがありますよ。 シニアのモンプチスープを薄めたり、シニアレトルト系など、とにかく 腎臓に比較的負担が少ない物を何かしら食べさせてあげて欲しいです。 普通食すら食べないようなら特別栄養食をシリンジで[[強制給餌]]して頑張りましょうよ。 もちろん猫ちゃんにも636さんにもストレスにならない程度に。 食欲戻った子もいますが、飼い主さんがいろいろ工夫された場合がほとんどで 自然に食欲が戻ったケースは私は聴いた事がありません。 (↑療養食で食欲がなくなった子に限ります) 猫ちゃんまだ9歳! 少なくとも倍は生きて貰わないと(・∀・) 639 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/08(日) 11 33 31 ID LUG1xm0k 614. 615. 618さん ありがとうございます m(_ _)m 気分が悪いのか食べなくなりました。お水は飲んでオシッコはします。 明日、点滴に行くので先生に家で点滴やりたいと伝えてみます。 ブラッシングが凄い好きな子なのでブラシには反応してくれます(笑) 皮下点滴より静脈点滴?の方が良いのですか? 色んなウェットを買って与えてみます! 皆様の猫さんも、元気になります様に… ▲TOP 唾液がアンモニア臭混じりになるとその匂いが嫌でゴハンを食べなくなることも 916 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/31(火) 13 33 01 ID wBXSkAnq 今日獣医さんで伺ってきたことなんですが 猫さんが末期で、[[尿毒症]]で唾液がアンモニア臭混じりになってくると 食事をしているうちに、自分の唾液が食事に移って その匂いが嫌で食べなくなることがあるそうです。 うちの猫も末期で、アンモニア臭唾液だけど 今のところちょこちょこ食べているのでまだ当てはまらないんですが。 参考までに。 ▲TOP サプリメントどんなのあげてる? 796 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/24(火) 12 26 42 ID iyIfVIrn サプリメントってみなさんどんなの使ってますか? うちは活性炭があわなかったのでそのかわりにでもないけど CREと便秘対策でニャンブリオあげてます シャンピニオン系だと美腸寿とかシャンペットとかもありますよね あとグリーンナッツオイルとか使ったことないけどどうなんだろう うちはまだ8歳で、このまま高脂肪の療法食だけずっと続けたら 肝臓が大丈夫なのか心配なのもあって、週一ぐらいで普通食デーにして ミオコンボとかねこまんまをそのままあげる日があるんだけど そのときグリーンナッツオイル混ぜて、 せめてオメガ3強化してみたりしたほうがいいんだろうか 800 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/24(火) 13 16 01 ID SVXYfrwd 796 国内メーカーの低タンパク普通食はP:Ca比がよくないから、 オイル足すよりカルシウム足してバランス整えたほうがよくない? …と思いつつ、どんなカルシウムサプリをどんだけ足したらよいのか よくわからないのでいまだに実行してみてない…(´・ω・`) 802 :わんにゃん@名無しさん 2009/03/24(火) 13 34 26 ID uZdq5FyM (前略) あと、オイルは猫さんの好き嫌いがすごい激しかったです サーモンオイルとかいうのを時々混ぜてるけど すごい魚臭い。これはまだ食べる。でも大好きってほどでもないです。 オリーブオイル、ごま油、キャノーラ油、ペット用のオメガ3?(失念)カプセルを ご飯に混ぜたことあるけど、全員砂かけてたww うちの子の場合植物油系は全滅でした。あと馬油も食べれた。 われながらシツコイカキコすいません。去ります。 ▲TOP ▼このページを編集 .
https://w.atwiki.jp/jinzonuko/pages/53.html
ほとんどの製品は水分込みの成分分析値を表示していますので もし正確に基準値と比較したい場合は(→計算機)などを使って計算してみてください 水分量が多いと乾燥重量に直したときの数値が高くなります 各栄養素についての説明はこちらのサイトが詳しいです(→URL) ★以下の表の数値は乾燥重量比です 健康な成猫 推奨レベル(乾燥重量) 若猫〜成猫 肥満傾向猫 老猫 腎不全 エネルギー密度(Kcal/g) 4.0〜5.0 3.3〜3.8 3.5〜4.5 健康な猫と同様 タンパク質(%) 30〜45 28〜30 脂肪(%) 10〜30 8〜17 10〜25 健康な猫と同様 粗繊維(%) 〜5 5〜15 〜10 健康な猫と同様 ナトリウム(%) 0.2〜0.6 0.2〜0.5 0.2〜0.35 リン(%) 0.5〜0.8 0.5〜0.9 0.5〜0.7 0.4〜0.6 カルシウム(%) 0.5〜1.0 0.6〜1.0 健康な猫と同様 P Ca比 1 0.9〜1 1.5 1 1が望ましい カリウム(%) 0.6〜1.0 ※ マグネシウム(%) 0.04〜0.1 0.05〜0.1 健康な猫と同様 平均尿ph 6.2〜6.5 6.2〜6.6 健康な猫と同様 ※低カリウム血症の場合:経口的なカリウムの補給。カリウム濃度の高い食事に変更。 ※高カリウム血症の場合:カリウムの補給を中止。カリウム濃度の低い食事に変更。 猫の一日の必要カロリーは体重1kgに対して70〜80Kcal程度です ▼このページを編集 .
https://w.atwiki.jp/jinzonuko/pages/36.html
788 :わんにゃん@名無しさん:2008/07/31(木) 22 51 01 ID l40cnhU+ まとめなきゃと思いながら放置していた血液検査結果 参考になれば… 04年に腎疾患の要経過+軽い肝疾患が判明 04年8月 BUN25(10~30)Cre1.5(0.3~1.6) グリチロン錠(2日に1/2錠) 05年8月 BUN28(10~30)Cre1.8(0.3~1.6) [[療法食]]、ネフガード(朝1錠)、フォルテコール(夕1/2錠) 06年8月 BUN23(10~30)Cre2.0(0.3~1.6) 07年8月 BUN36(10~30)Cre2.3(0.3~1.6) ~ 検査機器変更のため参考値変更 08年4月 BUN38.1(17.6~32.8)Cre2.4(0.8~1.8) 08年6月 7日 BUN40.7(17.6~32.8)Cre3.0(0.8~1.8)補液開始 週1回50cc(病院) 08年6月28日 BUN40.9(17.6~32.8)Cre2.5(0.8~1.8) 08年7月12日 *自宅補液になる 2日に1回50cc 08年7月26日 BUN38.0(17.6~32.8)Cre2.5(0.8~1.8) 病院大嫌い小心者の年齢不詳(15歳くらい)の♀猫です。 割愛して書きましたが慢性腎不全治療開始から丸3年がたちました。 先生いわく数値がゆっくりと上がっているため本人は健康体と思っているはず・・・ですと 悩みは療法食にしてから太ったこと。ダイエット頑張っています。 減らしているのに体重が増えたのでカロリー控えめの療法食へシフト中。 ▼このページを編集 .
https://w.atwiki.jp/jinzonuko/pages/54.html
普通食ドライの成分リサーチ TOP 療法食と混ぜゴハンにするときの参考にしてください。 混ぜる場合はシニア食から試してみてください。 子猫用・老猫用は高カロリー・高タンパクのものが多いです。 シニア用は比較的タンパク質は低めですが、成分調整されててリン・ナトリウム値が心配な場合も… 逆にアダルト用(普通の成猫用)がいい感じの場合もあります またペットライン・メディファスのシニア用は 成分値的にかなり腎不全を意識した内容になっていますので、療法食が全滅だった場合に 選択肢のひとつとして考えてみてもいいかも 普通食の判断のポイント 1★ 低タンパク 2★ できれば低リン・低ナトリウム 3★ できればリン:カルシウム比は、1:0.9 ~ 1:1.5ぐらい(1:1がベスト) 4★ できれば着色料・香料不使用 ※ドライフードは酸化防止剤(保存料)はほとんどの製品に使われています。 ※市販品の多くがタンパク質29%以上〜40%以上という表示ですので、 それ以下(タンパク質24〜28%以上)の表示の製品は 普通食では比較的低タンパクの部類にはいるようです ※乾燥重量比の場合の腎不全推奨値は以下です タンパク質28%~30%、リン0.4%~0.6%、ナトリウム0.2% ~ 0.35% (→計算機) ※乾燥重量は製品の成分を基準値と比較するのに使用します。 通常は猫さんが実際に食べた量が重要なので 一日の摂取量に気をつけてあげればいいんじゃないでしょうか ちなみに一日のタンパク質摂取量だと、 療法食は4kgの猫さんでだいたい11〜15g前後に調整されているようなので 目安にしてください。 ※低タンパクも大事ですが、水分をたくさん摂ってもらうことも大事です。 とくにドライフードメインだと水分が不足しがちなので水分補給には十分注意してください ※※合成保存料(BHA、BHT、エトキシキン etc) ※※天然系保存料(アスコルビン酸=ビタミンC、トコフェロール=ビタミンE、ミックストコフェロール etc) ヒルズやロイヤルカナンなどは合成保存料を否定してませんので 製品によっては安全性の確認された合成保存料を使用してます。 また天然系保存料は合成保存料に比べ約1ヶ月と効果が短いので、 開封後は早めに使い切ることが大事です。 どの製品も、保存料の使用より、酸化したものやカビてしまったものを与える方がはるかに危険です。 以下のリストでは目安として各製品で タンパク質29%、リン0.8%、ナトリウム0.7%を超えている数値は赤字にしてあります ★成分値的に混ぜごはんにおすすめのもの(注) キャラット(ふつうの・五つの味)、銀のスプーン、ニャン・ミー、ひとりしずか(高齢猫用) メディファス(シニア用)、キャネット(おいしいメニュー・キャネットチップ高齢期用) ミオ(特にミオコンボ11歳・ミオミックス8歳)、CAT DATE(ステージ2)、 ザナベレ(ウリナリー)、ロイカナ(インドア・インドアマチュア) 普通食で療法食に近い成分値のもの →LIST 目次 日本のメーカー イースターひとりしずか ひとりしずか 日本猫 プロステージ いなばペットフードニャン・ミー ドライ金のだし&おいしいドライ 日清ペットフードキャラットキャラット ふつうの キャラット 5つの味 キャラット ヘルスケア キャラット ミックス キャラットミックス テイスティ キャラット 懐石2dish 海のおいしさ 懐石zeppin 日本ヒルズ・コルゲートサイエンス・ダイエットサイエンス・ダイエット ふつうの サイエンス・ダイエット お悩み別 ネイチャーズ ベスト 日本ペットフードミオコンボ ミオドライ ミックス ミオ おいしくって毛玉対応 ミオコンボ 贅沢づくし ネスレピュリナピュリナ ワン ペットラインメディファス キャネット おいしいメニュー(廃盤?) キャネット おいしい和(廃盤?) キャネット キャネットチップ キャネット アンシャンテ マース・ジャパンカルカン 海と大地の6品目 ユニチャーム銀のスプーン銀のスプーン シニア向け 銀のスプーン その他 ねこ元気ねこ元気 おいしさバランス ねこ元気 おいしさバランス 毛玉ケア ロイヤルカナンベッツプラン ふつうのロイカナフィーライン ブリード ニュートリション フィーライン ヘルス ニュートリション フィーライン ケア ニュートリション ピュア フィーライン プレミアム系 Azmira Animal Nutrition(アズミラ)アズミラ ANIMONDA(アニモンダ)アニモンダ フォムファインステン デラックス ann.(アン)ann.オリジナル ピュアフィッシュ 文永堂薬品CAT DATE(キャット デイト) bosch(ボッシュ)ザナベレ ニチドウDr.PRO. NATURE'S RECIPE(ネイチャーズ・レセピー)Holis+icRECIPE ホリスティックレセピー Yarrah(ヤラー)ヤラー 2008年12月現在 各社製品とも原料が天然の魚を主体に使っているので数値は前後しますとの回答でした また、数値は基本的にはパッケージに表示されている保証分析値を採用しています。 数値は100gあたりの%です ★Special Thanx★各社のお客様相談窓口のご担当者様 ▼このページを編集 .
https://w.atwiki.jp/hahagokoro/pages/42.html
腎・排泄 安静時の血流量 肝:26%,腎:25%,脳:15% 浸透圧 ※ 血液の浸透圧は主としてNaClにより維持される。(血中NaCl 0.9%) ※ 膠質浸透圧の主体はアルブミン(血漿蛋白質濃度 7%) ※ 浸透圧はモル濃度(大きさNaCl 30 アルブミン 60000) 浸透圧受容器のある場所・・・視床下部 多量の汗などで血液の水分が減り,浸透圧が高まる → 浸透圧受容器が刺激 → 下垂体後葉からバゾプレッシン(抗利尿ホルモン)が分泌 → 腎臓の遠位尿細管,集合管での水の再吸収を促進 → 尿量を減少させる。 腎臓の集合管に働きかけて利尿を抑制し、体内の水分を保持する。その結果、体液の実効浸透圧は減少する。 バソプレッシンは集合管に作用して尿素を髄質間質に取り込ませ、髄質内層に蓄積させ、集合管での水の再吸収を促 進する。 濾過された水分の約99%は再吸収されて血液中に回収される。 糸球体で血漿からろ過される原尿の量は1日に150ℓにも及ぶが,99%は再吸収され,残る1%の約1.5ℓが尿として排泄される。 濾液中の水分の60〜70%以上は近位尿細管で,残りの大部分は遠位尿細管と集合管で再吸収される。 レニン レニンは、傍糸球体細胞で生成される蛋白分解酵素 1. 腎臓からレニンが分泌される。 腎臓には血圧をモニターしてレニンをつくる細胞がある (傍糸球体細胞)。 2. レニンはアンギオテンシノーゲンをアンギオテンシンIに変える。 アンギオテンシノーゲンは肝臓が作る。・・・ノーゲンというのは、・・・の素。 3. ACE (angiotennsin converting enzyme アンギオテンシン変換酵素)は アンギオテンシンI を II に変える。 4. アンギオテンシン II は強力な昇圧物質。標的は2つ。ひとつは血管でこれを収縮させる。 もうひとつは副腎皮質で、 アルドステロンの産生を亢進させる。 5. アルドステロンは腎臓に働いて、ナトリウムイオン・水の再吸収を促進する。 エリスロポエチン エリスロポエチンとは主に腎臓で作られているホルモンで、造血組織において赤血球前駆細胞 上の受容体に結合し、この細胞の増殖と分化を促進することにより赤血球産生を促進する作用がある。したがって、普通、貧血になると腎臓はエリスロポエチンの産生を増大させ造血に向かわせるので血清中のエリスロポエチンは上昇する。ところが、貧血であるにもかかわらず血清中のエリスロポエチンが上昇しない病態があり、これを腎性貧血という。 Na+の再吸収促進・・・アルドステロン アルドステロンは、最も強力な鉱質コルチコイドで副腎皮質球状層で合成・分泌される。アルドステロン分泌は多因子によって調節されているが、主要な分泌調節因子として①レニン-アンギオテンシン系、②血漿K濃度、③ACTHが重要である。アルドステロンは遠位尿細管におけるNa+再吸収とそれに伴う水の再吸収を促進させる。 原発性アルドステロン症,Conn 症候群 • 概念 副腎皮質の腫瘍がアルドステロンを過剰に分泌することによって種々の代謝異常を招く疾患である。多くの高血圧症と異なり、手術よる根治が可能である。 • 病因:副腎皮質腫瘍:ほとんどが副腎皮質腺腫であり、副腎過形成もある。副腎過形成は両側性であり、副腎腺腫は一側性となる。 • 症状 – 高血圧が初発症状である アルドステロンの作用により、遠位尿細管での Na+ の再吸収が促進され、Na+ と水が貯留して高血圧に至る。 – 代謝性アルカローシス 遠位尿細管での Na+ の再吸収量が増加するため、H+ が Na+ と交換されて尿中に排泄される。 – 低カリウム血症 アルドステロンは遠位尿細管で Na+ の再吸収と交換に K+ の排泄を行なうために K+ が体内から喪失する。 ∗ 周期性四肢麻痺 ∗ 筋力低下 ∗ QT 延長症候群 尿細管で再吸収されなもの 体にとって不要な物質(尿酸・尿素・硫酸塩)などはあまり再吸収されない(いくらか再吸収される)。 アンモニアやH+,パラアミノ馬尿酸はむしろ尿細管でさらに分泌される(再吸収されない)。 100%再吸収 ・グルコース ・アミノ酸 ・蛋白質 → 飲作用により吸収 糸球体における濾過の仕組み 基底膜を通過できる小さな粒子だけが濾過される・・・小さな粒子には、水、電解質、ブドウ糖、各種老廃物などがある。 濾過されない物質には蛋白質がある・・・蛋白質分子の大きさは水分子や老廃物分子の数千倍以上もあるので、基底膜の隙間を通り抜けられない。 尿細管におけるグルコース再吸収のしくみ グルコースの再吸収は近位尿細管にてATPのエネルギーを用いた能動輸送によって行われており、それに必要なATPをまかなうため、尿細管の細胞ではミトコンドリアが発達している。 グルコースの再吸収: 尿細管に排泄されたグルコースはほぼすべて近位尿細管で再吸収されます。尿細管中のナトリウムイオンとグルコースは共通の担体であるSGLT(Sodium-dependent glucose transporter)に結合し、細胞質中に運ばれます。さらに細胞質中に運ばれたグルコースはGLUT (Glucose transporter)によって細胞間質(血管)に輸送されます。細胞内に取り込まれたナトリウムイオンはNa+-K+-ATPase(ナトリウムポンプ)によってATPのエネルギーを使って細胞外にくみ出されます。同様の機構によるグルコースの吸収は小腸の腸管にも見られます。 糸球体濾過量と膠質浸透圧との関係 有効濾過圧=糸球体血圧ー血漿の膠質浸透圧ーボーマン嚢内圧= 45 - 25 - 10 =10 mmHg 腎臓には1分間に約500〜700㎖の血漿が流入する。この血漿量を腎血漿流量(RPF)という。このうち約20%の100〜150㎖が糸球体で濾過される。糸球体で濾過されてボーマン嚢へ押し出される濾過量を糸球体濾過量(GFR)という。GFRが100㎖/分程度であるとして,一日あたりの糸球体の濾過量は100×60×24=150,000㎖(150ℓ)にも達する 補液などで血液中水分が増加して血漿の膠質浸透圧が低下する・・・GFR増加 腎臓結石や尿管結石で腎盂内圧や尿管内圧が上昇 → ボーマン嚢内圧上昇 → GFR減少 出血やショックなどで全身血圧が著しく低下 → 糸球体内圧低下 → GFR減少 尿のpHは変わるか? 健常人の血液のpHは7.40±0.05 の狭い範囲に保たれるのに対し,尿のpHは身体の状態に応じてpH 4.5〜8.0 の範囲で変化する。多くの栄養素が代謝分解されて酸性物質を生じるため,体液は酸性に傾きやすい。腎臓は体液中の過剰なH+を尿中に排泄し,H+の緩衝に重要な重炭酸イオン(HCO3-)を再吸収することにより,体液のpHを調節する。 尿量の異常 尿量が異常に少ないことを乏尿(1日400〜500㎖以下),病的に多いことを多尿(3,000㎖以上)という。1日400㎖以下の乏尿が続くと体内の窒素代謝産物が十分尿中に排泄しきれないために,尿毒症が出現する。 心房のホルモン 心房からは,心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)が分泌される。心房性ナトリウム利尿ペプチドは血液量の増加により心房筋が伸展されたときに分泌され,腎臓に作用して水とNa+の排泄を促進させる。 – 血管拡張 – 利尿を起こして血液量を減少させる ∗ 輸入細動脈を弛緩し輸出細動脈を収縮させて糸球体の静水圧を増加する ∗ Na+ の排泄を増加する – アルドステロン分泌を抑制 → 総じて血圧を下げる。 プールに入った後にスッキリした気分になり、なぜか空気がすがすがしく感じた体験をしたことがありますか? それは、水圧により老廃物のたまった静脈が心臓に戻され、処理されたからなのです。水圧によって下肢に圧が加わります。すると、静脈は体幹に押し上げられます。血液が心臓にたくさん集まります。 そうすると、心臓の心房性ナトリウム利尿ホルモンがでます。これは、利尿作用を促す同時に、血管を収縮させるホルモンを抑制に働かせます。不感温度で直立した場合、心房性ナトリウム利尿ホルモンは、陸上より2.5倍から3倍程度に増加します。 つまり、プールに入ると血管が拡張するのです。拡張された血管では、血行が促進され末梢にたまっていた老廃物を流してくれます。また、肺による水圧で努力性呼吸となっているので、肺にほどよく負担がかかります。 水泳をした後に水中ウォーキングで新鮮な空気を肺に入れてやる。そんな繰り返しは、カラダにとってとてもよいのです。 腎性貧血 腎不全が原因で起こる貧血。腎臓は赤血球を作るホルモンであるエリスロポエチンを作っているので、慢性腎不全ではエリスロポエチンが不足して正球性正色素性貧血になる。 尿細管における水分再吸収のしくみ 能動的にATPのエネルギーを使い,ポンプを回して再吸収しているのがNa+である.一方,水は,Na+ポンプを通るのではなく,水チャンネルを通って再吸収される.水を動かす力は,ポンプではなく,Na+の浸透圧である.Na+ポンプで尿細管から血管に再吸収されたNa+の浸透圧に引かれ,水が尿細管から血管へ再吸収されるのである. 糖尿出現の血糖閾値:180㎎/㎗。 血糖正常値(100㎎/㎗) 糖尿になると尿量が増加する。(浸透圧が高いから) 人はどんなにのどが渇いても海水は飲めない。 → 海水より濃い尿はつくれない。海水魚は海水より濃い尿をつくれる。 アルドステロンは腎臓だけでなく、汗腺にも作用している。 コンは食塩摂取量を減らすと、汗の中への食塩量の排泄が減少することを観察し、これはアルドステロンのような塩類保持の作用をする副腎皮質ホルモンの増加することによる順応作用であると考えた。十分暑熱労働になれた人では、毎日7リットルの汗をかくような場合、食事の内容は食塩の摂取合計を一日に20グラム、11グラム、6グラム、1.9グラムと変えた場合、尿と汗への食塩の排泄を観察すると、変えた最初の日に尿中への食塩排泄が減少し、汗の中の食塩排泄は少し遅れて、24時間から36時間たって減少し、変化のあとの食塩摂取と排泄のバランスが成立することを認めた。汗の中の塩類濃度の変化のおくれは、副腎皮質ホルモンの作用に要する時間的なおくれに相当すると考えた。またこのことは長期にわたって食事の食塩を減らす場合にもおこり、コンは健康な人で、一日5-9リットルの汗を出す人で、一日1.9グラムの食塩摂取で、塩類のバランスのとれることを観察している。この場合尿中には一日50ミリグラムの食塩しか排泄されていない。このような能力は人によって異なるが、汗の中の食塩は普通は1リットル中数グラムなのに、0.1グラムにまでうすくすることができると述べている。免疫 自然免疫(非特異的防御機構) 先天性免疫ともいう。生体は初めて侵入してきた微生物などの異物に対してでも,これを速やかに排除しようと働く。この働きは,感染の初期において特に重要である。自然免疫は主に,好中球やマクロファージの食作用により行われる。そのほか,補体やインターフェロンなどの液性因子やNK細胞も関与する。 獲得免疫(特異的防御機構) 後天性免疫ともいう。生体内に侵入した異物を記憶し,その異物に対して特異的に反応を示す。たとえば,一度麻疹に感染したり予防接種を受けたりすると,麻疹ウイルスに対する獲得免疫が確立され,つぎに麻疹ウイルスが侵入したときに記憶された免疫系が効果的に働いて感染を予防できる。獲得免疫には抗体が重要な役割を果たす。また抗体を産生する形質細胞や,B細胞から形質細胞への分化を助けるT細胞も必要である。 自然免疫獲得免疫 特徴生まれつき備わった抵抗性刺激を受けた抗原を特異的に認識・記憶する 抵抗性感染の繰り返しで変化しない感染の繰り返しで上昇していく 細胞好中球,マクロファージ,NK細胞などT細胞,B細胞,形質細胞など 液性因子インターフェロンなど抗体など 抗体はB細胞により産生されます。 抗原認識から抗体産生までの流れは以下のようになります。 マクロファージなどの抗原提示細胞が抗原を取りこみ、分解してその一部が細胞表面に提示されます。 提示された抗原をヘルパーT細胞のT細胞受容体で受取り、ヘルパーT細胞が活性化してサイトカインを放出、B細胞が活性化します。B細胞自身も膜表面の受容体で抗原を認識して活性化します。 ヘルパーT細胞やB細胞自身の抗原認識によりB細胞が活性化すると、形質細胞(プラズマ細胞)と記憶B細胞に分化します。形質細胞は抗体を大量に産生して抗原を攻撃します。記憶B細胞はつぎまた抗原を認識した際、初回よりも迅速に抗体を産生します。 抗体のクラスと役割 人間のB細胞が作り出す抗体は、IgG、IgM、IgA、IgE、IgDの5種類あります。その中には赤ちゃんの体を守るのに欠かせない抗体もある。まだハシカにかかったことのない子どもは、ハシカが流行するとウイルスに感染してしまいます。感染すると体内ではB細胞が敵を排除しようとして、IgMを産生します。 IgMは分子が大きいので、一つで約10個のウイルスを相手にすることができますが、残念ながら寿命が約5日と短命です。すべてのウイルスは退治できません。その隙に、残りのウイルスがどんどん増殖します。 次にB細胞はIgGを作ります。1個のIgGは2個の敵しか相手にできませんが、産生量が桁違いに多く、敵との結合力も強く、寿命も23〜28日程度と長いので、ウイルスは排除され病気は治ります。 翌年、ふたたびハシカが流行すると、子どもの体内に、またウイルスが入ってきます。今度は3〜4日以内にいきなりIgGが大量に産生され、ウイルスを急速に退治できます。 前回の感染時につくられたハシカに対応するIgGの一部が免疫系に記憶されていて、抗原(ウイルス)の浸入とともに即、産生するからです。おかげで子どもはハシカを発病しないですむのです。(一般に免疫があるといいますが、「免疫がある」というのは、免疫の「記憶」のことを指します。) もしも、この子どもが女子で、大人になって妊娠したとします。IgGは唯一、胎盤を通して胎児に移動する抗体です。ハシカの抗体をもらった赤ちゃんは、生後数ヶ月にはハシカにかかる心配がありません。 人間(哺乳類)の母乳には、たくさんのIgAが含まれています。特に出産後数日間に出る初乳は大量に含有しているので、これを飲んだ赤ちゃんの呼吸器や胃腸の粘膜にIgAが分布し体を守るのに役立ちます。 母乳で育った赤ちゃんは人口栄養の子に比べ病気にかかりにくく、とりわけ呼吸器感染に対する抵抗力が強いことがわかっています。また遺伝的にアレルギー体質であっても、発症しにくといわれています。 このアレルギーと関連する抗体が、IgEです。たとえばスギ花粉症の人が、スギ花粉を吸い込み、鼻やノドの粘膜から花粉が体内に入ると、IgEが産生されます。これがクシャミや鼻水の元凶です。症状のひどさに、大量のIgEが産生されるかと思うかもしれませんが、量はごくわずかしか産生されません。 アレルギー症の人の免疫システムは、人間にっとって有害でない花粉などを敵であると間違った判断をし、過剰反応からIgEを産生するのです。 体内にはもう一つ、IgDが存在します。B細胞が成熟してくると細胞膜上に現れるので、B細胞の分化・増殖と関係があるのではないかと考えられています。 抗原提示細胞 抗原提示細胞(マクロファージ,樹状細胞,B細胞)は,HLAクラスII 上に外来タンパク質の断片を提示する。ヘルパーT細胞はT細胞受容体を介して敵の侵入を確認。自己増殖すると同時に,直ちに全軍(B細胞,キラーT細胞,NK細胞)に指令を発する。 自己免疫疾患 自己免疫疾患とは、本来は細菌・ウイルスや腫瘍などの自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を来す疾患の総称である。自己免疫疾患は、全身にわたり影響が及ぶ全身性自己免疫疾患と、特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患の2種類に分けることができる。 関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)に代表される膠原病は、全身性自己免疫疾患である。 代表疾患 関節リウマチ (RA) 全身の関節を中心に炎症を来す疾患。30~50歳代に多く発症し、男女比は1 3。リウマトイド因子 (RF)は変性IgGに対する自己抗体で、主にIgMに属する。関節リウマチで最も陽性となりやすい(約70~80%) 全身性エリテマトーデス (SLE) 全身の臓器に障害が生じる慢性炎症性疾患。多彩な臓器病変が見られるが、ループス腎炎が代表的。15~40歳に多く発症し、男女比は1 10。抗核抗体(自分の細胞の核内の構成成分を抗原とする自己抗体の総称)が陽性となる。全身症状として発熱,倦怠感,液肥蝋管。皮膚症状として蝶形紅斑,ディスコイド疹(円板状紅斑),頭髪の脱毛,日光過敏症など。 全身性強皮症(PSS、進行性全身性硬化症、全身性硬化症、強皮症、SSc) 進行性全身性硬化症は全身の組織が硬くなる病気。全身でコラーゲンが作られ過ぎる事による。コラーゲンの作られすぎで、手の指がソーセージの様に硬く大きくなる。ソーセージの様に硬く大きくなる事をソーセージ様の浮腫性硬化と言う。コラーゲンの作られすぎで、仮面様顔貌になる。本症の仮面様顔貌は鼻の先が尖り、唇が厚くなって口が小さく見え、口から放射状に皺が出来る、と言う特徴的な顔貌になる。コラーゲンの作られすぎで、食道平滑筋が動かなくなり、逆流性食道炎、等から嚥下困難を来たす。 多発性筋炎 (PM)、皮膚筋炎 (DM) 全身の横紋筋に障害が起こり、筋力低下や筋肉の痛みなどの症状が見られる疾患。眼瞼部の紫紅色の皮疹や手指伸側の落屑を伴う紅斑等の皮膚症状を呈する場合には皮膚筋炎と呼ばれる。自己抗体は、抗Jo-1抗体、抗Mi抗体が特異的。好発年齢の分布は二峰性であり、5~15歳の小児期に小さなピークと35~65歳の成人期に大きなピークを持つ。男女比は1 2。特定疾患治療研究対象疾患。 バセドウ病 甲状腺刺激ホルモン受容体刺激抗体によって甲状腺機能の亢進がおこり、血中の甲状腺ホルモンが異常高値となる。 橋本病(慢性甲状腺炎) 甲状腺の慢性炎症のため、びまん性の甲状腺腫大や甲状腺機能低下症などを来す疾患。中年女性に多く、男女比は1 20~30。自己抗体として、抗サイログロブリン(Tg)抗体や抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体が認められる。 重症筋無力症 運動の反復による筋力低下が見られる疾患。自己抗体として、抗アセチルコリンレセプター(AChR)抗体。男女比は1 2で、女性では20~40歳代に多く、男性では50歳以上に多い。特定疾患治療研究対象疾患。 1型糖尿病 膵β細胞が破壊されてインスリンの分泌障害が起きる疾患。2型糖尿病は生活習慣病。自己抗体は、抗グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)抗体、膵島細胞抗体(ICA)、IA-2抗体など。小児や若年成人の発症が多い。 原発性胆汁性肝硬変 (PBC) 肝内胆管が慢性炎症により壊され、胆汁のうっ滞が見られる疾患。黄疸や掻痒感などが見られる症候性PBCと症状が認められない無症候性PBCがある。中年以降の女性に好発し、男女比は1 8。自己抗体に、抗ミトコンドリア抗体(AMA)、抗ピルビン酸脱水素酵素(PDH)抗体。特定疾患治療研究対象疾患。 ギラン・バレー症候群 (GBS) 多発性の根神経炎の一つで、運動神経が障害のため四肢に力が入らなくなるなどの症状を呈する。自己抗体として抗ガングリオシド抗体が半数程度に見られる。 シェーグレン症候群 (SjS) 涙腺、唾液腺などの外分泌腺が障害され、涙や唾液の量が低下する疾患。中年女性に多く、男女比は1 20。抗SS-A抗体、抗SS-B抗体が見られる。抗SS-B抗体は特異的である。 多発性硬化症 (MS) 脳や脊髄の神経線維である軸索を覆っている髄鞘が壊れる(脱髄という)疾患。脱髄の起こる部位により多彩な症状を呈する。15~50歳に発症し、男女比は1 1.3程度。特定疾患治療研究対象疾患。 免疫性溶血性貧血 (IHA) 自己の赤血球の膜上抗原に対する自己抗体が作られ、結合した赤血球が破壊されて貧血を来す疾患。 HLAクラス I とクラス IIの役割 HLAは,主要組織適合性複合系(MHC)とも呼ばれ,移植拒否に関わるタンパク質群として発見された。HLAは,白血球のみならず全ての有核細胞の細胞膜に発現される。 HLAクラス I :全ての有核細胞に発現 細胞内で合成されたタンパク質の断片をプロテアソーム経由で結合して細胞膜上に提示する。これにより,ガン特異抗原やウイルス蛋白質の合成が免疫系に報告され,検知される。 HLAクラス II :抗原提示細胞にのみ発現 飲食作用により細胞に取り込まれた外来タンパク質の断片を,リソソーム経由で細胞膜上に掲示する。これにより,敵の侵入が報告される。 腫瘍マーカ ガン特異抗原は,正常細胞が産生せず,ガン細胞のみが生産するタンパク質を指す。 AFP(αフェトプロテイン): 主として肝臓癌に対して CEA(ガン胎児性抗原): 主として大腸癌に対して PSA(前立腺特異抗原): 主として前立腺癌に対して (CA19−9:主として膵臓癌に対して)( CA125:主として卵巣癌に対して) キラーT細胞はHLAクラスI 上に提示されたガン特異抗原をよりどころにガン細胞を発見して殺す。 全身の有核細胞は,自らが合成しているタンパク質の断片をHLAクラス I 上に掲示する。T細胞受容体を介して異常タンパク質の合成を確認したキラーT細胞は,この細胞を危険なものとして直ちに殺す。 殺しの方法は,アポトーシスの誘発か,パーフォリンによる細胞破壊である。 NK細胞はガン特異抗原とは無関係にHLAを提示しないガン細胞を殺す。 T細胞の成熟 骨髄を出た後,胸腺で軍人としての教育訓練を受けるリンパ球をT細胞と呼ぶ。胸腺における教育訓練の内容は以下のようなものである。 多様なリンパ球が作られる。 B細胞同様,自己非自己を問わず,あらゆるものを攻撃できるT細胞が遺伝子組換えによりつくられる。事実上,あらゆる抗原を識別できるT細胞受容体が生産可能である。 自己HLAを正しく識別できるリンパ球が生き残る。 細胞膜上に提示される自己HLAを解読し,情報を認識できるものだけが,選択されて生き残り,この作業ができないものは除かれる。 自己を攻撃するリンパ球は除かれる。 HLA上に提示される自己抗原を攻撃する性質をもったリンパ球は危険なものとして除かれる。この作業に失敗して自己を攻撃するリンパ球が生き残って発症するのが自己免疫疾患である。 1. の過程で作られたリンパ球のなかで,2. 3. の過程に合格して無事卒業できるのは数%に過ぎない。胸腺は極めて厳しい士官学校といえる。胸腺において脱落するリンパ球はアポトーシスのスイッチを押されて死んでいく。胸腺を無事卒業できたT細胞は,前線基地である二次リンパ組織に配属され,そこで更なる訓練を経て完成される。 T細胞は,司令官と実行部隊に分化する。 胸腺で成熟するT細胞は,免疫軍の司令官たるヘルパーT細胞と実行部隊であるキラーT細胞に分化する。ヘルパーT細胞は,免疫軍全体の指揮をとる司令官で,細胞性免疫を担当するTh1と液性免疫を担当するTh2から構成される。細胞性免疫と液性免疫の勢力のバランスが崩れると,自己免疫疾患やアレルギー疾患が生じると考えられている。キラーT細胞は,有害化した細胞を殺して回る実行部隊である。 二次リンパ組織は前線基地である。 骨髄を出たB細胞や胸腺を出たT細胞は,二次リンパ組織(リンパ節,脾臓,粘膜付属リンパ組織など)に配属される。 リンパ組織には,その近傍に配置されている斥候(抗原提示細胞)からの情報が集められる。抗原提示細胞は,敵と遭遇すると,最寄りのリンパ組織に帰還して,そこに待機しているヘルパーT細胞にHLAクラス II を介して報告する。敵発見の情報を確認したヘルパーT細胞は,自ら増殖すると同時にリンフォカインを分泌して全軍の指揮をとる。 自分の担当する敵が現れないT細胞は,必要ないということで徐々に消滅する。このようにして免疫系は,無駄な出費を節約している。 アポトーシス 体細胞は,自らが個体全体にとって有害または不要となった場合,自ら死んでいくための装置を備えている。アポトーシスのスイッチは自ら押す場合もあるし,他の細胞によって押される場合もある。キラー細胞やNK細胞にアポトーシスのスイッチを押されると,ガン細胞は心ならずも殺されてしまうので,ガン細胞の中にはアポトーシスの装置を破壊するものが出現する。アポトーシス誘発の鍵を握っているのはゲノムの番人P53 であるが,ガン患者の過半数に P53遺伝子の異常が認められている。 p53分子の最も重要な機能は、ゲノムの番人 Guardian of Genomeということが出来ます。すなわち、細胞が放射線や薬物によりDNA損傷を受けた際に、DNA修復が完了するまで細胞周期を停止させる機能、あるいは損傷が修復不能の場合にはアポトーシスと呼ばれる細胞死を誘導することで損傷細胞自体を除去する機能をp53は担っており、結果として細胞の癌化を抑制する癌抑制遺伝子として働いています。 各組織にいるマクロファージの名前 肝 → クッパー細胞 消化管 → 腹腔マクロファージ 肺 → 肺胞マクロファージ 皮膚 → ランゲルハンス細胞 脳 → ミクログリア 骨 → 破骨細胞 ヒトが作れる抗体の種類 遺伝子組換え(VDJ遺伝子再構成 )によって,ほぼ無限の種類を作り出せる。 抗体はY字型をしており、可変部はアミノ酸配列を変化させるという特徴がある。アミノ酸をどのような順番で並べるかを決定するのが、遺伝子という設計図です。 可変部をつくるための遺伝子は、V遺伝子、D遺伝子、J遺伝子の3グループに大きく分類できる。V遺伝子には、V1から数百種類があり、同じようにD遺伝子はD1から約20種類、J遺伝子は、J1からJ4の4種類ある。 可変部のアミノ酸配列は、3つのグループからどの種類の遺伝子を選び出して組み合わせるか、その違いで決まってくる。たとえば、ある抗体は「V1+D1+J1」の組合せに。別の抗体は「V1+D1+J2」になるかもしれない。 Y字型の部分は、H鎖とL鎖という2本ずつの鎖でできていて、各々の鎖の可変部で遺伝子の組合せが成立します。これをざっと計算すると、1兆パターンの抗体ができることになります。つまり1兆種類の抗原に対応できるというわけです。 HLAは細胞の身分証明書であり,健康証明書である。 通常のタンパク質は,同一の種では基本的に同じである。HLAを構成するタンパク質は,同一種内でも個体ごとに異なっているのが原則である。この性質を利用して,個体はHLAを細胞の身分証明書として使用している。更にHLAには細胞内で合成されたタンパク質や,細胞に侵入してきたタンパク質の断片(オリゴペプチド)が添付されることにより,細胞の健康証明書としての役割が担われる。 異常事態がHLAにより免疫系に告知されると殺されてしまうので,ウイルスやガン細胞の中には,HLA掲示の過程に干渉してHLAを掲示させないものがいる。キラーT細胞は,HLAが掲示されないと異常に気がつかない。このような場合はNK細胞が対応する。NK細胞は,HLAを掲示しない細胞を,抗原とは無関係に殺す。 HLAをもたない細胞 赤血球,血小板 T細胞受容体は抗原タンパクを単独では識別できない。 細胞性免疫の担い手は,T細胞である。T細胞はT細胞受容体(TCR)により自己と非自己を識別する。 T細胞受容体の抗原の識別法は,抗体とは全く異なる。抗体は,タンパク質の表面の形(抗原決定基)を単独で識別する。T細胞受容体が識別するのは,タンパク質の断片(オリゴペプチド)である。しかも, T細胞受容体は,単独では抗原を識別できるず,HLA上に提示されたものだけを識別できる。このことにより,T細胞受容体はタンパク質内部に生じた些細な変化を見逃さないと同時に,情報を正確に入手できる。 ヘルパーT細胞は,HLAクラス II 上に提示された抗原を識別する。HLAクラス II とT細胞受容体の情報伝達を介助するのはCD4補助受容体である。 キラーT細胞は,HLAクラス I 上に提示された抗原を識別する。HLAクラス I とT細胞受容体の情報伝達を介助するのはCD8補助受容体である。 一つの形質細胞・・・1種類の抗体のみを産生する 抗原と抗体の関係は、しばしば鍵と鍵穴の関係に例えられます。すなわち、ある抗原が侵入してくると、それにぴったりと合った抗体が結びつく。そうであるなら、当然次のような疑問が生まれてきます。「自己」以外のありとあらゆる抗原となりうる「異物」に対して、抗体は備わっているのだろうか。昔のひとは、ある抗原が入ってくるとそれを「抗原認識系」みたいなものが認識して、それに対応する抗体を作り出すのであろうとと考えていました。 ところがバーネットという人が、それに異を唱えました。バーネットは、そもそも体内では、「自己」「非自己」にかかわらず、すべての抗原に対応する抗体を作れるだけのリンパ球が作られるが、「自己」に対するものは、胸腺で周到に排除され死滅する。「非自己」に対するものだけが生き残るが、それが体内を巡るうち外来の未知の抗原に接触すると、その接触したリンパ球だけが増殖し抗体を産生すると考えました。これをバーネットのクローン選択説といいます。 クローン選択説について クローン選択説とは、1959年にF.M.Burnetによって提唱された抗体産生理論の1つで、今日広く受け入れられている。この説によると、あらゆる抗原に対して、これに特異的に反応する抗体が、もともと先天的にB細胞のクローン(クローン;1個の体細胞をもとにして分裂増殖により生じた同一特性をもつ細胞集団)として用意されていて、抗原が生体内に侵入すると、この多数のクローンの中から特定のクローンが選択され、その抗原と反応して急激に増殖し、抗体を作る形質細胞になるという。この説によると次のことが言える。 B細胞であるリンパ球表面には、分化し、活性化された際に放出される抗体と同じ特異性をもつ受容体が存在する。→受容体と同じ結合部位を持つ抗体を生産する。 個々のB細胞には、それぞれ1つの特異性がある。 ある特異性をもつという運命づけは抗原に出会う前からすでにきめられている。 適当な条件のもとで特異的リンパ球クローンは、抗原とレセプターが結合することで、増殖分化し、免疫記憶細胞や形質細胞へと変わっていく。 胎生期または新生時期に抗原と出会うと、それに対するクローンは消去される。 →自己抗原に対するクローンは除かれる。つまり、成長後自己抗原に対して無反応になり攻撃されない。 ここで重要なのは、体内では「自己」「非自己」にかかわらず、すべての抗原に対応する抗体を作れるだけのリンパ球が作られるが、「自己」に対するものは、排除され死滅し、「非自己」に対するものだけが生き残るということ、そして非自己に対する各々のリンパ球が体内を巡るうちに、外部から侵入してきた非自己の抗原と特異的に結合し、その結合したリンパ球だけが増殖し抗体を産生するという点である。 次に、抗体産生は主にB細胞による液性免疫であるので、液性免疫(抗体IgG産生)のメカニズム)についてまとめる。 B細胞はもともとその表面にIgMを発現している。ただし、1個のB細胞は1種類の抗原に対応するIgMしか表面に持っていないので、様々な抗原の種類に対応するために無数の種類のB細胞が用意されている。IgMによって抗原を認識し、その抗原に結合したB細胞は、その場で細胞分裂によって増殖し形質細胞へと分化する。そしてその形質細胞がその抗原に特異的な抗体IgGを産生し、放出する。この、IgMからIgGへの変化を「クラススイッチ」と呼ぶ。また、形質細胞に分化しなかったB細胞はメモリーB細胞(免疫記憶細胞)として残り、次回の抗原の侵入に備える。B細胞の分裂・増殖、形質細胞への分化は、抗原に結合しただけでもある程度起こるが、抗体の産生にはヘルパーT2細胞(ヘルパーT2細胞(Th2)とはサイトカイン(免疫調節物質)を、産生することで他の細胞の働きを促すT細胞のこと)の助けが必要である。B細胞は抗原と結合すると、抗原を分解し、その分解した抗原蛋白を自分のclass II MHC分子の上にのせ、再度、細胞表面に「抗原+MHC分子」として発現させることでヘルパーT2細胞に助けのサインをだす。(抗原提示)ヘルパーT2細胞はB細胞表面の「抗原+MHC分子」をTCR(T cell receptor:CD3)によって認識する。抗原掲示を認識したヘルパーT2細胞は、IL-3、4、5、6、10、13など(Th2系サイトカイン)を放出し、それらのサイトカインによってB細胞の形質細胞への分化が進む。そして形質細胞が生産したIgGや、活性化補体C3bが細菌表面に結合(オプソニン化)すると、好中球は強力な貪食・殺菌作用を発揮できるようになる。これは好中球がIgGのF c部分に対するレセプターとC3bに対するレセプターを持っているためである。このようにして外部からの抗原は退治、除去される。 臓器移植と免疫 20世紀後半,ヒトの生存に必須な重要臓器が致命的機能不全に陥っても救命できる臓器移植の技術が開発された。初期の段階では,移植手術に成功しても,移植臓器は宿主の免疫系により拒絶され早晩脱落した。移植拒否防ぐため免疫抑制剤を使用すると,今度は免疫不全により患者が死亡した。このため,臓器移植は不可能な技術と諦めかけた。 この事態を打破したのは,画期的免疫抑制剤サイクロスポリンAであった。サイクロスポリンAは,移植拒否の現象を選択的に抑制し,細菌感染に対する免疫機能をそれほど阻害しなかった。 サイクロスポリンAの開発を契機として,臓器移植は急速に普及した。 サイクロスポリンA はペプチドであり、もともと抗生物質として使われていた。1985年以降、臓器移植で用いられた。 T細胞内のサイクロスポリン結合タンパク質と結合し、カルシニューリンの活性を抑制して転写因子の核内移行を障害する。 結果、インターロイキン2 [ IL-2 ] 遺伝子の発現が進行せず、免疫反応(細胞性免疫)が抑制される。 FK506 [ tacrolimus ] は藤沢薬品が開発したもの。世界で一番よい免疫抑制剤といわれている。 タクロリムス結合タンパク質と結合する他は、サイクロスポリンAと作用機構は同じ。IL-2 の産生を抑える。 液性免疫と細胞性免疫 免疫とは、外界から侵入してくる病原体や体の中で発生するがん細胞など異常な細胞を認識して排除する仕組みで、体の防御機能の要です。免疫は主にリンパ球という細胞が中心になってコントロールされています。リンパ球にはB細胞・T細胞・ナチュラルキラー(Natural killer, NK)細胞などがあります。 B細胞は抗体という飛び道具を使って細菌やウイルスを攻撃するもので、これを「液性免疫」といいます。IgEという抗体の一種が関与するアレルギー性疾患はこの液性免疫が過剰に反応する結果発生します。 一方、ウイルス感染細胞やガン細胞など自分の細胞に隠れている異常を発見して、キラーT細胞やNK細胞などが直接攻撃する免疫の仕組みを「細胞性免疫」といいます。細胞性免疫はがんに対する生体防御に重要な役割を果たしますが、調節が狂って正常な自分の細胞を攻撃すると慢性関節リュウマチなどの自己免疫疾患の発病に関連します。 液性免疫と細胞性免疫とは、互いに相反関係にあることが知られていました。つまり、シーソーのように、一方の働きが強くなるともう一方は抑制される関係です。このメカニズムは、2種類のヘルパーT細胞 (Th) のバランスにより説明されています。 ヘルパーT細胞は、B細胞やT細胞の増殖や働きを調節するタンパク質(サイトカイン)を分泌して、液性免疫と細胞性免疫のバランスを調節しており、そのサイトカインの産生パターンから、Th1(1型ヘルパーT)細胞とTh2(2型ヘルパーT) 細胞に分類されます。Th1は細胞性免疫を促進し、Th2は液性免疫を促進します。 ヘルパーT前駆細胞(Th0)がTh1細胞に成熟(分化)するためにはマクロファージから分泌されるIL-12が必要であり、一方、Th2細胞となるためにはT細胞から分泌されるIL-4が必要とされています。 Th1細胞はインターフェロン・ガンマ(IFN-γ)や インターロイキン-2(IL-2)を分泌して細胞性免疫を増強し、Th2細胞はIL-4, IL-5, IL-6, IL-10を分泌してB細胞を活性化して液性免疫に関与します。Th1細胞が出すIFN-γはTh2細胞の働きを抑え、逆にTh2細胞が出すIL-10はTh1細胞を抑制します。この仕組みによりTh1とTh2がシーソーのように相互に制御されるのです サイクロスポリンA は,IL-2の産生を抑えることにより,細胞性免疫を選択的に抑制。細菌感染などに対する液性免疫をそれほど阻害しない。 骨髄移植には,HLAの型が一致する必要がある。 心臓,腎臓,肝臓など一般臓器の移植は,特異的免疫抑制剤の使用により近年急速に普及してきた。しかし,骨髄移植は特異的免疫抑制剤を使用しても成功しない。いかに,骨髄移植について整理する。 骨髄移植は,白血病の治療法として開発された。 骨髄性白血病では,骨髄の放射線照射によりガン細胞を根絶することが可能である。しかし,骨髄で活動している血球幹細胞も,ガン細胞同様放射線感受性細胞で,ガン細胞とともに死滅する。このままでは,ガンは治っても,血球幹細胞死滅のため貧血,出血,感染症のため患者は死亡する。 空き家となった骨髄に,正常な人の骨髄を移植し幹細胞が定着して,赤血球,白血球,血小板が生産できるようになって初めて治ったといえる。 しかし,そこで産生されるリンパ球はあくまで他人のリンパ球なので,新たな宿主の細胞を敵とみなして攻撃する。その結果,移植片対宿主病(GVHD)と同じ現象が起こり,多臓器不全に陥り死亡する。 ※ 移植片対宿主病:従来,稀な輸血事故として観察された。輸血中のリンパ球が,輸血を受けた患者の体内で増殖して,患者の臓器を攻撃して引き起こす病気である。現在では,このような事故を防ぐため,輸血に使用する新鮮血は,ガンマ線を照射することが原則とされている。 骨髄移植は,HLA の型が一致することが条件である。 移植片対宿主病を防ぐため骨髄移植に使用する骨髄は,患者のHLAと型が一致していなければならない。しかし,既に述べたように,HLAは一卵性双生児以外では異なっている。 骨髄バンクには,多くのヒトの協力が必要である。 HLAは個体ごとに異なっているのが原則であるが,10万人に一人くらいの割合で型が一致する人が存在する。そのため,骨髄移植を必要とする白血病患者が現れた場合,移植可能な骨髄提供者を探すため多くの人が骨髄バンクにHLAの型を登録しておく必要がある。登録者不足のため,骨髄移植を受けれない白血病患者が多いのが現状である。現在,骨髄バンクを補う目的で胎盤バンクも創設されている。 NK細胞とストレス キラーT細胞の活性は抗原刺激により高まるが,NK細胞は自然免疫の構成員として常時待機している。近年,笑いの健康増進効果が注目されている。ストレスはNK細胞活性を抑制し,笑いなどによるストレス発散はNK細胞活性を高めることが知られている。 成人T細胞白血病(HTLV)とHIV 成人T細胞白血病という病気は、ウイルス感染によってひきおこされる白血病として世界で初めて日本で解明された白血病です。 日本では沖縄から九州、四国南部、紀伊半島にかけて多くみられます。 成人T細胞白血病は、名前のようにT細胞にウイルスが感染して起こります。この感染したTリンパ球を含む体液によって人から人にうつります。最も多いのが母乳を通じて母から子への感染です。母乳中には多くのT リンパ球が含まれるからです。性交によっても感染しますが、この場合は男性→女性のみでその逆はないとされています。 感染してから発病するまでの潜伏期間が30〜70年と非常に長いのが特徴です。 したがって乳児期に母乳から感染したとしても、発病するのはかなり年をとってからです。患者年令の中央値は57才で、30才未満の発病はきわめてまれです。 この病気の原因ウイルス(HTLV−Ⅰ)はレトロウイルスと言われ、HIVと同じ種類のウイルスです。それぞれのウイルスは共通の祖先から分かれたものであることが分かっています。いずれもCD4(細胞の表面マーカーと言われるもの)陽性のTリンパ球に感染します。このリンパ球はヘルパーT細胞といい、身体の免疫機構のもっとも主要な中心的役割をする細胞です。 HIV は感染することにより、Tリンパ球を破壊し、HTLV −ⅠはTリンパ球を腫瘍化してその機能を失わせます。したがっていずれの病気も、主要な症状として免疫不全症が現れます。 排泄と腎臓 腎臓は代表的な排泄器官である・・・体内の不要な物質を捨てることを排泄という。腎からは尿という形で、水、電解質、各種老廃物などを排泄している。電解質とは塩分、酸、アルカリなどのことをいう。老廃物の例には、尿素、尿酸、クレアチニンなどがある。肺からはCO2という酸を排泄している。肝臓からは胆汁を排泄している。皮膚からは汗という形で、水、電解質を排泄している。 ネフロンは糸球体と尿細管とから成り立っている・・・尿を作っている最小単位をネフロンという。腎はネフロンが約100万個(両腎で200万個)集まったネフロンの集合体である。 糸球体は毛細血管の塊である・・・腎臓は血管にきわめて富んだ臓器であり、血管の塊ともいえる。 尿細管は近位尿細管、ヘンレわな、遠位尿細管、集合管に分けられる・・・近位尿細管から遠位尿細管までは枝分かれのない1本の管である。糸球体、近位尿細管、遠位尿細管は皮質にあり、ヘンレわなは髄質にある。 腎の髄質の浸透圧は高い・・・高浸透圧の尿を作ることができるのは髄質の浸透圧が高いからである。 糸球体 糸球体で血液成分の濾過が行なわれる・・・糸球体と尿細管との間には小さなすき間があいている。 基底膜を通過できる小さな粒子だけが濾過される・・・小さな粒子には、水、電解質、ブドウ糖、各種老廃物などがある。 濾過されない物質には蛋白質がある・・・蛋白質分子の大きさは水分子や老廃物分子の数千倍以上もあるので、基底膜の隙間を通り抜けられない。 濾液(原尿)は血液から血球と血漿蛋白質とを除いたものに等しい・・・電解質やブドウ糖などの糸球体で濾過される物質は、血漿中と濾液中の濃度は等しい。濾液のことを原尿ともいう。 濾過は血圧の力によって行なわれている・・・血圧が60mmHg以下に下がると濾過ができなくなり尿を作れなくなる。 糸球体の濾過によって生成された濾液の量を糸球体濾過量という・・・糸球体濾過量(GFR)の正常値は約100ml/分である。腎臓を流れる血液量を腎血液流量(RBF)という。腎臓を流れる血漿の流量を腎血漿流量(RPF)という。腎臓を流れる血漿の約1/5(20%)が濾過され尿細管腔に移動し原尿となる。 尿細管 尿細管では再吸収が行なわれている・・・再吸収される割合は物質によって異なっている。 糸球体で濾過された水分の約99%が尿細管で再吸収される。 糸球体で濾過されたブドウ糖のほぼ100%が尿細管で再吸収される・・・正常では尿中にはブドウ糖はほとんど含まれていない。ブドウ糖の再吸収能力には限界がある。 一般にナトリウムの移動にともなって水も移動する・・・ナトリウムの移動は能動輸送である。糸球体で濾過されたナトリウムの約99%は尿細管で再吸収される。 物質によっては尿細管から分泌されるものもある・・・分泌されるものには、酸、カリウム、ある種の毒物や薬物などがある。カリウムは再吸収と同時に分泌もされている。 尿量を調節しているホルモンにADHとアルドステロンとがある・・・水の再吸収が増加すると尿量は減少する。抗利尿ホルモン(ADH)は水の再吸収を促す。アルドステロンはナトリウムの再吸収を促す。 尿 尿の量や質は体の状態を反映している・・・1日の正常尿量は約1〜1.58㍑程度である。1日の尿量が400ml以下を乏尿という。腎での尿生成が停止すれば無尿となる、100ml以下をいう。頻尿とは排尿回数が多いもの(約10回/日以上)をいう。尿閉とは、腎では尿は生成されているが尿路の異常で尿が体外に排出されない状態をいう。尿失禁とは排尿の意志がないのに排尿がおこることである。 尿量は体の水分の量を反映している・・・水分摂取が多いと、多尿となり尿比重は低下する。尿の比重と尿の浸透圧はほぼ比例する。 血漿より浸透圧が高い尿を高張尿、ほぼ等しいのを等張尿、低いものを低張尿という・・・高張尿のことを濃縮尿、低張尿のことを希釈尿ともいう。 尿検査は手軽にでき患者にほとんど苦痛を与えない・・・尿は一般に弱酸性である。正常の尿は淡黄色で清澄だが、塩類などが析出して混濁していることもある。正常の尿には蛋白質もブドウ糖も含まれていない。尿沈渣とは尿中の有形成分を遠心して集めたものである。 腎の内分泌機能/腎不全 腎臓の機能は尿を作るだけではない・・・腎はレニンを分泌して血圧を調節している。腎はエリスロボエチンを分泌して造血を調節している。腎はビタミンDを活性化する。 腎機能の低下を腎不全という・・・腎不全では排泄されるべき物質(水、酸、カリウム、老廃物など)が体内に蓄積されてしまう。カリウムが高いと心室細動をおこして急死する。尿毒症では尿量は減少し、出るのは等張尿である。腎不全では高血圧、貧血、骨折などもおこる。 腎不全の治療は透析か腎移植である・・・透析とは血中の老廃物などを半透膜を介して透析液に抜きとる方法である。透析には血液透析と腹膜透析とがある。透析では腎の内分泌や代謝の機能までは代償できない。腎不全患者には厳密な水分塩分制限が必要である。 尿路 尿路は尿管、膀胱、尿道からなる・・・尿路では尿の成分や量は変化しない。尿路では尿の流れは一方通行であり、逆流はしない。 膀胱には蓄尿と排尿との2つの機能がある・・・膀胱内圧が上昇すると尿意がおこる。膀胱の出口には尿道括約筋がある。 普段は膀胱壁は弛緩し尿道括約筋は収縮して尿を膀胱内にためる・・・いったん排尿が開始されると完全に尿を出し終わるまで排尿動作は続く。排尿後の膀胱内に残尿はほとんどない。 残尿があると菌が繁殖しやすい・・・女性の方が膀胱炎になりやすい。◎ 泌尿器とは? 体液成分(水分、電解質)の恒常性(質的&量的),老廃物(窒素代謝産物=尿素、等)・有害物質の排出 浸透圧(溶質濃度に比例;0.9 %食塩水とほぼ等張=生理的食塩水;半透膜) 能動輸送(ATPを利用して濃度勾配に逆らう)と受動輸送(濃度勾配に従う) A 腎臓 ・腎臓の疾患:蛋白尿、腎不全→移植・透析(人口700人に一人、年間医療費1兆円) ・腎臓の肉眼的構造 腎門(尿管、腎動静脈)、腎洞、腎盂(腎盤)、腎杯・腎乳頭 皮質(糸球体が見える?)、髄質(髄放線が見える?) ・腎臓の組織学的構造 ネフロン nephron(約100万!):腎小体(≒糸球体)+尿細管+(集合管) 腎小体=糸球体+ボウマン嚢;+傍糸球体装置(傍糸球体細胞、緻密斑、等) 糸球体=糸球体毛細血管内皮細胞+メサンギウム細胞+上皮細胞(足細胞) 糸球体濾過障壁=内皮細胞+糸球体基底膜+足細胞(スリット膜) 尿細管=近位尿細管(曲部・直部)+中間尿細管+遠位尿細管(直部・曲部) ヘンレループ=近位直尿細管+中間尿細管+遠位直尿細管(=太い上行脚) 腎の血管系 ←心拍出量の25%が左右の腎臓に入る 腎動脈→葉間動脈→弓状動脈→小葉間動脈→輸入細動脈→糸球体毛細血管→ 輸出細動脈→(髄質では直動脈)→尿細管周囲毛細血管→静脈系...→腎静脈 ・尿の生成=糸球体濾過(毎分100ml)+尿細管による分泌・再吸収(99%を再吸収) 糸球体濾過:糸球体毛細血管の血圧が原動力、膠質浸透圧差に押し返されている GFR(糸球体濾過値)←Ccr(クレアチニン-クリアランス) =約100ml/分:RPFの20% RPF(腎血漿流量)←PAHクリアランス、RBF(腎血流量)毎分1L 尿細管でのイオンの分泌・再吸収 ←PSP排泄試験;β2ミクログロブリン、NAG 近位尿細管で:選択的な再吸収&分泌 (:刷子縁と細胞嵌合とで表面積↑) Naの再吸収(能動輸送)+水の再吸収(受動輸送) グルコースやアミノ酸の能動的再吸収、Kのほとんどの再吸収 PSP・尿酸・抗生物質などの有機イオン・薬物の能動的分泌=排出 ヘンレ下降脚で:尿の濃縮 細い下降脚で水の再吸収(浸透圧差による受動輸送) ヘンレ上行脚で:尿の希釈[水の量を変えずに!] 細い上行脚でNa+Clを受動輸送 (NaClは間質へ移動して浸透圧を上げる) 太い上行脚でNa+K+2Clを能動輸送により再吸収 遠位曲尿細管で:(緻密斑で Cl - 濃度をモニター→傍糸球体装置を形成) Na+Clを能動輸送により再吸収 集合管主細胞で:尿の濃縮(最大4倍;ホルモンによる濃縮力の調節) 水の再吸収(ADH存在下、受動輸送)、尿素の回収(受動輸送) 酸・アルカリの分泌による体液pHの調節(間在細胞による) 近位尿細管:Naと水、有用分子の再吸収 →等 張 性 細い下降脚:水の透過性が高く、NaClの透過性は低い →尿の濃縮 細い上行脚:水の透過性が低く、NaClの透過性は高い →尿の希釈 太い上行脚:NaClの能動的な再吸収 ←ループ利尿剤のターゲット 集 合 管:ADHによる水の透過性の調節 →尿の濃縮 クレアチニン:すべて糸球体で濾過され、尿細管で分泌・再吸収されない PAH:近位尿細管でほぼ完全に分泌される 尿の濃縮の調節: ネフロン自体の自己調節能 →TGF(輸入細動脈の収縮によりGFR↓) (傍糸球体装置による) →レニン分泌(全身の血圧を上げてGFR↑) ホルモンによる調節 ADH(抗利尿ホルモン=バソプレシン)→集合管での水の再吸収↑ アルドステロン →集合管でのNa再吸収↑・K分泌↑ ANPなどのナトリウム利尿ホルモン →集合管でのNa再吸収↓ 上皮小体ホルモン(パラトルモン) →遠位尿細管でのCa再吸収↑ ・尿の成分(色調←何に由来?、pH、比重、成分=水が95%)、尿量は一日1L! なぜ、尿検査では早朝尿の中間尿を取るのか? なぜ、起床時の尿は「濃い」のか? ・内分泌器官としての腎臓 レニン(傍糸球体細胞から;アンギオテンシンを活性化して全身の血圧を上昇) エリスロポエチン(間質の線維芽細胞から;骨髄における赤血球の産生を亢進) プロスタグランジン産生(集合管にて)、ビタミンDの活性化(近位尿細管にて) B 尿路、排尿路 ・腎臓→尿管→膀胱→尿道 (膀胱・尿管の壁は移行上皮!) 尿管 ureter の生理的狭窄部、内縦・外輪(・外縦)の平滑筋層による蠕動運動 膀胱 (urinary) bladder の底部に尿管口と内尿道口←膀胱三角;膀胱の後ろは何? 尿道 urethra の男女差(長短、屈曲の有無、精路との合流の有無)と導尿 骨盤底筋群(外尿道括約筋、肛門挙筋、尿生殖隔膜・深会陰横筋、等) ・蓄尿・排尿の神経系によるコントロール(どうやって尿を出し、また我慢するか?) 二種類の括約筋、自律神経系と体性神経系による二重の支配 内尿道括約筋=膀胱括約筋(平滑筋=不随意) 外尿道括約筋=尿道括約筋(骨格筋=随 意) 蓄尿:膀胱→[骨盤内臓神経:副交感]→脊髄(仙髄)→脊髄(腰髄)→ →[下腹神経:交感]→膀胱筋・弛緩、内尿道括約筋・収縮 大脳皮質:意思→[陰部神経:体性・運動]→外尿道括約筋・収縮 排尿:膀胱内圧上昇→膀胱壁進展→[骨盤内臓神経:副交感]→脊髄(仙髄)→ →脳幹→脊髄(仙髄)→[骨盤内臓神経:副交感]→膀胱収縮筋・収縮 →脊髄(腰髄)→[下腹神経:交感]抑制→内尿道括約筋・弛緩 →大脳皮質:「尿意」→[陰部神経:体性]抑制→外尿道括約筋・弛緩 尿失禁(腹圧性、切迫性) 排尿困難
https://w.atwiki.jp/jinzonuko/pages/42.html
療法食の数値とヒルズのサイエンスダイエット製品の成分を比較したものです。 (ウェットのみですが…) ヒルズは普通食でも腎不全を意識した?リン&ナトリウムが低めの製品が多いので 糖尿病や肥満が気になったり、食いつきが悪いときの置き換え手段として考えてみては。 まずは先生に相談してください。 数値は100gあたりの%です。 ※印の数値は乾燥重量比です アダルト缶ターキーは廃盤っぽいです ヒルズ普通食 シニア 缶 チキン タンパク質:8.0 リン:0.10 ナトリウム:0.15 103kcal シニア 缶 ターキー タンパク質:6.5 リン:0.10 ナトリウム:0.13 103kcal アダルト 缶 シーフード タンパク質:8.0 リン:0.12 ナトリウム:0.52※ 104kcal アダルト 缶 レバー&チキン タンパク質:9.0 リン:0.12 ナトリウム:0.29※ 103kcal アダルト 缶 サーモン タンパク質:7.0 リン:0.12 ナトリウム:0.36※ 108kcal アダルト 缶 ターキー タンパク質:7.0 リン:0.10 ナトリウム:? 107kcal ライト 缶 タンパク質:8.0 リン:0.10 ナトリウム:0.32※ 90kcal ヘアボールアダルト 缶 シーフード タンパク質:8.0 リン:0.09 ナトリウム:0.40※ 103kcal ヘアボールアダルト 缶 チキン タンパク質:7.5 リン:0.10 ナトリウム:0.49※ 98kcal g/d タンパク質:8.0 リン:0.12 ナトリウム:0.07 103kcal 療法食 k/d タンパク質:8.4 リン:0.10 ナトリウム:0.09 136kcal k/d チキン缶 タンパク質:7.6 リン:0.10 ナトリウム:0.08 120kcal k/d チキンパウチ タンパク質:4.9 リン:0.04 ナトリウム:約0.05 99kcal 腎サポパウチ タンパク質:6.0 リン:0.08 ナトリウム:0.12 138kcal 腎サポパウチ フィッシュ タンパク質:4.8 リン:0.09 ナトリウム:0.08 99kcal 腎サポトレイ タンパク質:8.01 リン:0.08 ナトリウム:0.12 139kcal スペシフィック FKW タンパク質:9.9 リン:0.14 ナトリウム:0.08 166kcal 腎臓アシスト タンパク質:7.96 リン:0.19 ナトリウム:0.14 120kcal アニモンダ タンパク質:8.5 リン:0.17 ナトリウム:0.19 108kcal カロリー高め:スペシフィックFKW カロリー低め:アニモンダ、k/dチキンパウチ、腎サポパウチフィッシュ タンパク低め:k/dチキンパウチ、腎サポパウチ(2種とも) リン低め:腎サポシリーズ(4種とも)、k/dチキンパウチ ナトリウム低め:スペシフィックFKW、k/dチキン缶、腎サポパウチフィッシュ ▼このページを編集 .
https://w.atwiki.jp/jinzonuko/pages/55.html
TOP プレミアムというか、価格が高い&店頭であまりみかけない製品群です。 お値段は高いですが、合成保存料・着色料を使用してないものが多く、混ぜるのに安心かも。 ただしタンパク質・リン・ナトリウムのどれかの数値が高めだったりして 腎不全向き的なバランスの製品は少ないです。 国内の市販品にくらべ、嗜好性が悪かったりおなかの調子が悪くなる場合もあります。 とくに腎不全の猫さんは脱水しがちなのでもし下痢が続く場合はあげるのを中止したほうがいいです。 ※ここで名前が出てるものは通販サイトで買えますので商品名等で検索してみてください。 またプレミアムフードまとめwikiなどで飼い主さんのレポを確認できます。 →プレミアムフードまとめ@Wiki Azmira Animal Nutrition(アズミラ)アズミラ ANIMONDA(アニモンダ)アニモンダ フォムファインステン デラックス ann.(アン)ann.オリジナル ピュアフィッシュ 文永堂薬品CAT DATE(キャット デイト) bosch(ボッシュ)ザナベレ ニチドウDr.PRO. NATURE'S RECIPE(ネイチャーズ・レセピー)Holis+icRECIPE ホリスティックレセピー Yarrah(ヤラー)ヤラー ※※合成保存料(BHA、BHT、エトキシキン etc) ※※天然系保存料(アスコルビン酸=ビタミンC、トコフェロール=ビタミンE、ミックストコフェロール etc) ヒルズやロイヤルカナンなどは合成保存料を否定してませんので 製品によっては安全性の確認された合成保存料を使用してます。 また天然系保存料は合成保存料に比べ約1ヶ月と効果が短いので、 開封後は早めに使い切ることが大事です。 どの製品も、保存料の使用より、酸化したものやカビてしまったものを与える方がはるかに危険です。 以下のリストでは目安として各製品で タンパク質29%、リン0.8%、ナトリウム0.7%を超えている数値は赤字にしてあります Azmira Animal Nutrition(アズミラ) アメリカの会社です。→HP 輸入元はコチラ→HP アズミラ 人工添加物、塩、砂糖をも不使用。着色料、香料、イーストも含みません。 防腐剤、酸化防止剤、防虫剤、坊カビ剤など化学薬品を一切使用しておりません。だそうです。 (2009.01) アズミラ クラシックキャットフォーミュラ タンパク質:30.0 リン:0.65 ナトリウム:? 粗脂肪:12、粗繊維:4.0、粗灰分:6.5、水分:10.0、マグネシウム:0.12、カルシウム:0.8 P Ca=1 1.23 ▲LIST ▲PREMIUM TOP ANIMONDA(アニモンダ) 療法食でおなじみ。ドイツの会社です。→HP 輸入元はコチラ→HP アニモンダ フォムファインステン デラックス 小麦、大麦を使用していません。 また人工香料、防腐剤、豆、人工的酸化防止剤は使用していません。 高価値のオメガ3、6脂肪酸含有だそうですので まあまあタンパク質が低めのシニア用は腎臓腎不全向きかもしれません 成分値は公開されているもの以外は特に分析してないそうです。 よってナトリウム値は未分析です。(2009.03) シニア タンパク質:28.0 リン:0.65 ナトリウム:? 粗脂肪:15.0、粗繊維:2.6、粗灰分:5.0、水分:8.0、カルシウム:0.8 P Ca=1 1.23 マグネシウム:0.07、370kcal/100g アダルト タンパク質:30.0 リン:0.7 ナトリウム:? 粗脂肪:18.0、粗繊維:2.1、粗灰分:6.0、水分:8.0、カルシウム:0.9 P Ca=1 1.28 マグネシウム:0.08、382kcal/100g 避妊・去勢した猫用 タンパク質:34.0 リン:0.75 ナトリウム:? 粗脂肪:12.0、粗繊維:3.5、粗灰分:6.0、水分:8.0、カルシウム:0.85 P Ca=1 1.13 マグネシウム:0.08、349kcal/100g キトン タンパク質:34.0 リン:0.8 ナトリウム:? 粗脂肪:21.0、粗繊維:2.1、粗灰分:6.0、水分:8.0、カルシウム:0.9 P Ca=1 1.12 マグネシウム:0.08、399kcal/100g ▲LIST ▲PREMIUM TOP ann.(アン) 日本の会社です。→HP ann.オリジナル ピュアフィッシュ 肉類未使用、純国産。 人工の添加物や着色料、調味料、防腐剤、酸化防止剤などは一切添加されていません。 タンパク・リンはいい感じですが、Naがちょっと高いです。(2009.01) ピュア・フィッシュ ライト タンパク質:24.0 リン:0.5 ナトリウム:0.8 粗脂肪:9.0、粗繊維:5.5、粗灰分:5.5、水分:10.0、マグネシウム:0.06、カルシウム:0.6~0.7 P Ca=1 1.2 310kcal/100g ▲LIST ▲PREMIUM TOP 文永堂薬品 日本の会社です。→HP CAT DATE(キャット デイト) 国産キャットフードです。牛・羊・豚・鶏等の肉類は使用していません。 無着色・無香料・ビタミンC・E以外は無添加で天然系保存料を使用してます。だそうです。 シニア向けのほうはかなりタンパク質が低く、P・Naも低めでP Ca比も1:1です。(2009.01) 6月のフード改正で、キャットデイトステージ2【成猫から高齢猫用】という 名前に変わり、成分も若干変更になりました。(2009.6) ※ナトリウム・マグネシウム値の変更有無は未確認の為、下記は2009年1月時点の数値となります。 ●リニューアル後 キャット デイト ステージ2 成猫から高齢猫用 タンパク質:27.0 リン:0.6 ナトリウム:0.38※ 粗脂肪:9.0、粗繊維:4.0、粗灰分:7.5、水分:10.0、 マグネシウム:0.05※、カルシウム:0.6 P Ca=1 1 395kcal/100g キャット デイト ステージ1 幼猫から成猫用 タンパク質:34.0 リン:0.8 ナトリウム:0.38※ 粗脂肪:11.0、粗繊維:4.0、粗灰分:7.5、水分:10.0、 マグネシウム:0.087※、カルシウム:1.0以上 P Ca=1 1.25 395kcal/100g ▲LIST ▲PREMIUM TOP bosch(ボッシュ) ドイツの会社です。→HP 輸入元はコチラ→HP ザナベレ 自社工場で製造され、化学薬品、誘惑物質、香料、合成着色料、大豆タンパク質、 遺伝子組替作物、BSE肉、有害な添加物は使用していません。 ウリナリーはタンパク&リン値がまあまあの数値ですが、脂肪分も療法食並に多いです ザナベレ シニア タンパク質:29.0 リン:0.7 ナトリウム:0.30 粗脂肪:13.0、粗繊維:5.0、粗灰分:6.0、水分:10.0、マグネシウム:0.07、カルシウム:0.80 P Ca=1 1.14 ビタミンA 25000I.U、ビタミンD3 1500I.U、ビタミンE 600mg、タウリン 2000mg、銅 10mg(ビタミン・微量元素-1kg中) 387.94kcal/100g(2008.12) ザナベレ ウリナリー(泌尿器系に敏感な1歳以上の成猫用) タンパク質:24.5 リン:0.5 ナトリウム:0.3 粗脂肪:21.5、粗繊維:5.5、粗灰分:6.0、水分:10.0、マグネシウム:0.05、カルシウム:0.55 P Ca=1 1.1 397kcal/100g(2009.06) ▲LIST ▲PREMIUM TOP ニチドウ 日本の販売元はコチラ→HP Dr.PRO. 原産国はアメリカらしいです。 着色料、防腐剤、 防カビ剤は使用していません。(2009.01) Dr.PRO.メディキャットC シニアライト タンパク質:27.0 リン:0.5 ナトリウム:? 粗脂肪:8.0、粗繊維:7.0、粗灰分:7.0、水分:10.0、マグネシウム:0.09、カルシウム:0.6 P Ca=1 1.2 368kcal/100g ▲LIST ▲PREMIUM TOP NATURE'S RECIPE(ネイチャーズ・レセピー) アメリカの会社。→HP 親会社はデルモンテです。輸入元は株式会社パーパス。 ネイチャーズレセピーは米国内のみの販売となります。 日本を含む全ての輸出は廃止となり米国外ではホリスティックレセピーになります。 Holis+icRECIPE ホリスティックレセピー 原産国はアメリカ。 中国産の原材料と、合成保存料・着色料・人工香料なども一切使用してません(2009.01) Holis+icRECIPE Solution 猫ライト(チキン ライスwithフィッシュミール) タンパク質:28.0 リン:0.5 ナトリウム:? 粗脂肪:8.5、粗繊維:4.5、粗灰分:7.0、水分:10.0、マグネシウム:0.09、カルシウム:0.6 P Ca=1 1.2 328kcal/100g ▲LIST ▲PREMIUM TOP Yarrah(ヤラー) オランダの会社です。→HP 輸入元はコチラ→HP ヤラー オーガニックキャットフード。 合成保存料、着色料、香料等は使用していません。 賞味期限が製造後12ヶ月と比較的短いです。(2009.01) オーガニックキャットフード チキン タンパク質:26.0 リン:0.95 ナトリウム:0.55 粗脂肪:11.5、粗繊維:2.5、粗灰分:8.0、水分:9.5、マグネシウム:0.1、カルシウム:1.2 P Ca=1 1.26 336kcal/100g オーガニックキャットフード フィッシュ タンパク質:26.0 リン:0.95 ナトリウム:0.8 粗脂肪:11.5、粗繊維:2.5、粗灰分:8.0、水分:9.5、マグネシウム:0.1、カルシウム:1.2 P Ca=1 1.2 340kcal/100g ▲LIST ▲PREMIUM TOP ▼このページを編集 .